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2013.8.2

前に危機、後ろに運

会田雄次氏の心に響く言葉より…

秀吉は織田信長のいいところを受信というか、吸収して伸びたんです。

吸収力というのは、それを好きになるということでしょうね。

だから、人の長所がみれるやつということですね。

短所しかみえない男では困る。

それと、リーダーは本質的な意味で楽観論者でないといけないですね。

また、運が良くなくてはだめでしょうね。

どんな人だって、運は一生のうちに二度や三度は来るわけです。

それをつかまえた人はうまくいく。

チャンスは前には危機と書いてある。

背中だけに、運と書いてある。

ヨーロッパの17世紀頃の言葉で、マキャベリをもじったんだと思います。

チャンスは前髪には危機と書いてあるから、大抵の人がこわがってつかもうとしない。

だから統率者というのはそれをチャンスにみせてやるという能力がいりますね。

つまり、セレモニーでね。

これがチャンスなんだといってやらないと、普通の人はこわがってたじろぐ。

《日本的指導者の系譜と条件 城山三郎&会田雄次・対談》

『歴史を歩く』竹井出版


物事には、必ず裏表がある。

「長所」の反対は「短所」だし、「運」の反対は「危機」。

戦乱の時代を突き抜けたひとかどの人物は、正気だけでなく狂気も合わせ持っていた。

すなわち、信長の狂気しか見えなければ明智光秀となり、正気しか見なければ秀吉となる。

何かことを起こすとき、危機しか見えなければ、こわくて一歩も動くことはできない。

だが、そこにチャンスを見る人は、何回失敗してもチャレンジする。

悲観論者は危機を、楽観論者はチャンスを探す。

「危機」の背中に書いてある、「運」という字を見ることができる人でありたい。



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