2013.7.26 |
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自分が燃えるストーブになること
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
よく、自分の身内の相談に来る人がいるんだけど、私はそういう人にいつも言うの。
「自分がしわせになりな」って。
それをわきで聞いている人が「その身内を見捨てて自分だけしあわせになれ」ということですかって聞くんだけど、そうではないんです。
たとえばその身内がお姉さんだとしたら、まず自分がしあわせになってしあわせの波動を出せば、お姉さんもつられてしあわせの波動になるの。
だから、お姉さんを見捨ててあなただけしあわせになれって言ってるんじゃないんです。
救いたかったら、今と違う行動をとらないと救えないんだよ。
こっちが氷だったら向こうは冷えちゃうけど、こっちがストーブになって温めればいいんだよ。
相手もしあわせになりたいんです。
それを相手が不幸だからといって、その不幸に付き合っちゃダメだからね。
それでまだお姉さんのところに行くと引きずられちゃうんだとしたら、しばらく会わないようにするとか。
それは決して、相手を見捨てるんじゃないんだよ。
あなたも助かり、相手も助かる方法が一番なんだよ。
「娘が引きこもりなんです」って母親が私のところに相談に来たのなら、あなたが変わらないとダメなの。
私は来てない娘さんを変えることはできないんです。
それに、人は人を変えることはできないんだよ。
変えられるのは自分だけなの。
だから相談に来たお母さんが明るくするとか、フラダンスを習いに行くとか、自分が自ら外に出ると楽しいことがいっぱいあるよって示さないとダメなんだよ。
それとこういうときって、娘はお母さんのことを嫌っているの。
だから困らせようとしてるんだよ。
それでなぜ嫌いになったかというと、「おまえはこう生きるんだよ」と言って教わってきたことがことごとく外れたんだよ。
学校でいじめられれているのに「元気に行きなさい」と。
だからその子は、自分が不幸なのは親のせいだと思ってるの。
それを病気という形で仕返ししてるんだよ。
だからお母さんは「今までお母さんも間違ってたけど、まずはお母さんだけでもしあわせになるよ」とか、「だからあんたも早く治しなよ」って言えばいいの。
そうやってお母さんがしあわせになって自らの波動を変えると、それが娘さんにも影響するの。
それで、しあわせそうなお母さんを見て、自分だけが不幸にしていることがばかばかしくなるんだよ。
湿った薪は燃えないって言うけど、バンバン燃えてるストーブの前においておけばやがて乾いて燃えるようになるの。
だから一番大切なのは、あなたがバンバン燃えてるストーブになることなんだよ。
そうしたら薪が濡れてようがなにしようが関係ないんです。
『天 TEN』“斎藤一人&柴村恵美子”サンマーク出版
全国どこの町でもそうだが、小さな街の駅前や商店街がダメになってしまっている。
その活性化策として様々なアイデアが出されているが、うまくいっているところは少ない。
本当は、その商店街の中に、最初は一店、キラリと光る繁盛する店ができ、それがやがて少しずつ増えていけばいいだけの話なのだが…
センスのいい店、繁盛している店を、まわりが目指せば、そこはいつかすごい商店街になる。
人もお店と同じで、まず自分が魅力ある人になること。
自らが、「あんなに楽しそうに生きる人」になりたい、「あの人のように幸せでツイてる人」になりたい、とお手本になること。
「自分が燃えるストーブになること」
楽しく、幸せでツイてる人は、まわりを瞬間に明るくする力を持っている。 |
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