2013.7.15 |
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人間の善なる部分のみを見る
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ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より…
あなたが人のためにできる最善のことの1つは、その人にベストを期待することだ。
それがあなたの魅力となり、その人を引きつける。
私はそれを「すべての人に10点満点をつける」と呼んでいる。
この習慣は、まわりの人たちが自分自身を高く評価するのに役立つだけでなく、あなたを助けることにもなる。
ジャック・ウィーゼルによると、
「叩き上げで富を築いた100人の人に関する調査で、共通の特徴が1つだけ見つかった。
大成功を収めた人びとはみな、人間の善なる部分のみを見ている」という。
ベンジャミン・ディズレーリはこのことを理解し、実践していた。
そして、それが彼のカリスマとなった。
「他人に対してできる最も偉大な善行は、自分が持っている富を分かち合うだけでなく、他人が持っている富を本人に発見させることだ」
というのが彼の哲学である。
もしあなたが人を高く評価し、励まし、潜在能力を発揮させるのを手伝うなら、その人はあなたについていきたいと思うようになる。
『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』ダイヤモンド社
お金を投じ、新たな事業を起こそうとする人で、これは失敗するかもしれないと思って始める人はいない。
100%成功すると思うから、新規の事業を始めることができる。
たとえ何度失敗したとしても、チャレンジし続ける人は、どんなときも、常に明るくプラスに考える「楽天性」を持っている。
失敗するかもしれない、という恐れを持っていては、一歩も踏み出すことはできない。
人間の見方も全く同じで、その人の善なる部分を見るからこそ、仲間として信用もでき、ともに仕事もできる。
そして人は、認められ期待されたときに、倍も三倍も力を発揮する。
逆に、人間に不信感を持っている人は、多くの人を使うことはできない。
人間の本性は基本的には善であるという、おおらかな「性善説」でいく方がうまくいく。
人の善なる部分、明るい部分を見続ける人でありたい。 |
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