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2013.6.21

間をおくこと

無能唱元氏の心に響く言葉より…

釈迦はこういっております。

「聡明で知恵のない人は病人である」

これはつまり、知識があり、判断力、記憶力などに優れておっても、自分の身を守る知恵を持ち合わせなかったら、その人は病気になってしまうだろう、といっているのです。

自分の身を守る知恵とは、たとえば人に侮辱された場合、それに対して、自分の心の中に反射的に生じた否定的情念を、いかにすみやかに、そして完全に消し去るかという、その工夫、知恵の使い方にあります。

誰かがあなたにむかって、

「おい、お前はバカだな」といったとします。

するとあなたは、はてな、私はほんとうにバカなのかな、としばらく考えてみます。

そして、いや自分はそれほどのバカではないと思ったら、

「いや、私はそれほどのバカじゃない」といえばよいし、または、よく考えてみたら、これは自分はバカだなと思ったら、

「はい、たしかに私はバカですね」といえばよろしい。

この時、

「お前はバカだな」といわれたら、間髪いれず、

「なにを!」と反射的に応じてしまう、そこに問題が生じます。

ここに一つの秘訣が示されております。

それは、

「間(ま)をおくこと」です。

言葉による刺激を受けたら、一寸間をおいて考えてみることです。

すると、否定的情念の発生はかなり防ぐことができます。

勿論、この間をおくことだけは、それの完全除去には不十分なのですけれども、それにしても、世の一般の人から比べると、格段の差で、自分の心をコントロールできるようになるのであります。

『君の霊格を高めよ』竹井出版


人の度量の大きさは、人から否定されたり侮辱されたり、嫌なことに出会ったりしたときの反応でわかる。

たとえば、レストランでサービスが悪かったとか料理がまずかった、などのとき、瞬間的に怒り出す人がいる。

逆に、斎藤一人さんのように、サービスが悪かったことを笑い話にして、それを楽しんでしまう人もいる。

昨今は、レストランや病院、電車などで、キレる人が増えてるという。

急に怒り出したり、暴力におよぶ人だ。

キレる人は、ストレスをためやすく、余裕がなくて、自分を客観視できない。

つまり、何をするにも、「間をおけない」という、一呼吸置くことができない。

つまらないことで怒る人を俗に、「ちいせえヤツ」という。

どんな非難に対しても、一瞬間をおくことができる、器の大きい人でありたい。



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