2013.6.16 |
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たった二つの言葉
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松本幸夫氏の心に響く言葉より…
“たった二語が自分を「ベスト」に押し上げる”
フランク・ベドガーという、アメリカで生命保険の営業成績ナンバーワンをうたわれた男がいる。
学歴はない。
5人の兄弟の生活のために、街角の新聞売りやスチーム据付人をしていた。
やがて努力してプロ野球大リーグの選手になり、セントルイス・カージナルスの名三塁手といわれた。
だが、けがのため野球を断念。
一転して生命保険のセールスマンとなる。
12年間の現役中に大邸宅を手にし、『私はどうして販売外交に成功したか』などのベストセラーを書いた。
そのフランク・ベドガーの口ぐせを紹介しておこう。
たった二つである。
「よし!今日も大いにやるぞ!」
「よし!大いに働くぞ!」
ベドガーは、カージナルスの選手の頃、「火の玉フランク」「気迫のベドガー」と呼ばれ、熱いプレーをすることで有名だった。
だが、それ以前にペンシルバニア・ジョンスタウン・チームに所属していた時は、闘志をあまり表に出さない選手だった。
プロは厳しい。
やる気が見えないと「明日から来なくていい」と言われる。
実際、ベドガーもクビになった。
そこで奮起し、情熱を外に出すプレーに転じて、名三塁手になったのである。
『「成功言葉」が運を引きよせる!』成美文庫
やる気がなさそうに見える人は、マイナスの言葉やネガティブな行動が多い。
たとえば…
「グチやいい訳、不平不満が多い」、「歩き方や動きがダラダラして、キビキビしていない」、「声が小さくモゾモゾと話す」、「集中力がなく、散漫」、「何事も面倒くさがる」
つまり、覇気(はき)がない人だ。
やる気や情熱という覇気を前面に出すには、最初は言葉で自らを奮い立たせるしかない。
それが、ベドガーの気迫の言葉。
「よし!今日も大いにやるぞ!」、「よし!大いに働くぞ!」という二語を口ぐせにしたい。 |
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