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2013.5.16

めげない人

エステー株式会社会長、鈴木喬氏の心に響く言葉より…

危機はときどきあったほうがいい。

危機があるから知恵も出る。

バカ力も出る。

年輪と一緒だ。

日照りの年やえらく寒い年には木は育たない。

年輪の幅も狭い。

だけど、その狭い年輪があるからこそ丈夫な木になっていく。

ときどき、40年間増収増益なんて会社を褒めそやす記事を見かけるが、僕はあまり信じてない。

ユニクロの柳井正さんが『一勝九敗』(新潮社)という本を書いているが、僕なんてそれどころじゃない。

失敗ばかり。

なにせ、売上高約500億円のエステーが何兆円ものグローバル企業と戦うのだから、モノマネしても勝てるわけがない。

「世にないもの」をつくりだして、スピード勝負で「グローバル・ニッチ・ナンバーワン」を取らなければ勝てない。

だけど、そんなイノベーションなんて滅多にない。

新商品は失敗するのが普通だ。

突然、夜中にばさっと目が覚めて、「失敗したな」と思うこともあるけど、「『世にないこと』なんてね100年に1回くらいしかないや」って笑ってすませる。

社員にも「ご愛嬌だよ。そのうち、いいことあるぜ」とか言って、また挑戦させる。

いちいち深刻な顔をしてたら、みんな嫌になってしまう。

そもそも、「世にないこと」をしでかそうなんて、ずいぶんふざけた話なんだから。

僕は経営者だ。

売上、利益、株価を上げることが使命だ。

ただし、最終ゴールはそこではない。

会社が生き残ることがゴールだ。

生き残ればそのうちまたいいこともある。

そして社長がニコニコしてれば、たいていの危機は通り過ぎていく。

もしも、とんでもないことが起こったとしても、もう1回、戦後の焼け野原に戻るだけの話だ。

そこから、何度でも始めればいい。

会社のひとつやふたつつくってやるよって腹をくくれば力も湧いてくる。

経済が悪いだの、国が悪いだの、深刻な顔をしてゴチャゴチャ言っててもしょうがない。

そんな暇があったら、ホラでも吹いて笑ってたほうがいい。

もっと元気を出そう。

社長は、少しバカなくらいがいいんだ。

『社長は少しバカがいい。 乱世を生き抜くリーダーの鉄則』WAVE出版


失敗したときに、そこで落ち込んだり、憂うつな顔をしていたら、運は逃げていく。

深刻な顔をしていれば、深刻な状態がもっと押し寄せる。

引き寄せの法則だ。

元気を出そうと力(りき)んでも元気は出ないが、ニコニコすればいつか元気は出てくる。

「人事を尽くして天命を待つ」

人としてあらん限りの努力をした後は、成否は天の意思に任せるしかない。

人事を尽くし、運を天に任せれば、ニコニコできる。

何度失敗しても、めげない人でありたい。



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