2013.4.18 |
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ごきげん道
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スポーツドクター辻秀一氏の心に響く言葉より…
ごきげんな状態は、「判断」「選択」「行動」「健康」など、あらゆる人間としての機能を高めてくれる心の状態です。
ですから、ごきげんでいれば、チャンスも増えるし、結果も出やすくなるし、幸せを感じやすくなるのです。
人は、自分次第でいくらでもきげんよく過ごすことができるはずなのです。
それなのに、なぜ多くの人は「ごきげん」という最大の宝物を手放してしまうのでしょうか。
ほとんどの人はこんなふうです。
「きのう、あの人が私にこんなことを言った。
ほんとうに不愉快でたまらない。
あの人のことを思い出すたびにムカついて、夜も眠れなかった」
確かにそのとおりなんでしょう。
配慮のないことを言った「あの人」が悪いのです。
でもきげんが悪くなって、損をしているのは世界中でただひとり、あなただけなんです。
不きげんな人を見ると、自分を大切にできていないんだなあと私は思います。
不きげんになってしまう気持ちはわかります。
「あの人」が悪い。
だけど、あの人に「きげん」を持っていかれて、損をしているのはあなたなのです。
もし自分のきげんが悪くなって、それで相手が眠れなくなるのなら、不きげんになったかいもあろうというもの。
でもこの世にそんな仕組みはありません。
自分のきげんが悪くなって、人間としての機能が落ちて、体調も悪くなり、結果がでなくなって、幸せじゃなくなって…。
幸せな人生をつくるのに欠かせないこの「ごきげん」という心の状態を、簡単に手放すのはもうやめましょう。
他人のせいや、ささいな出来事のせいで手放してしまうのはあほらしいと思いませんか?
「いいことが起これば誰だってごきげんになれるけど、私にはいいことなんてひとつもない」とあなたは思うかもしれません。
「ごきげん道」でいちばん大事なことをお伝えしましょう。
天気や、電車や、カフェの店員や、人の態度に振り回される損な生き方をやめる方法です。
それは、自分のきげんは自分でとるということ。
赤ちゃんなら、お母さんがきげんをとってくれます。
でもみなさんは赤ちゃんではありませんから、自分のきげんは自分でとらねばなりません。
『自分を「ごきげん」にする方法』サンマーク出版
斎藤一人さんは、こう語る。
『人の機嫌には「上気元(じょうきげん)」と、「中機嫌」と、「不機嫌」があります。
いつも不機嫌な人には、不機嫌な出来事がしゅっちゅう起こります。
「中機嫌」っていうのは、機嫌がいいときもあれば、悪いときもある人。
そう、普通の人ですね。
普通の人には、普通のことが起こります。
いつも「上気元」でいる人にだけ、奇跡が起こるのです。
「上気元」にしている人って目立つんです』
“上気元の魔法”(KKロングセラーズ)より
ツイてる人は、自分で自分の「きげん」をとることができる。
自分の「きげん」をとることができる人は、どんなに嫌なことがあってもそこにいいところを見つけることができる人。
相手がどんなに不愉快な人であっても、それに惑わされず、すぐに気持ちを切り替えることができ、嫌な気持ちを引きずることがない人。
「こんなひどいことを言われた」とふさぎこむ人もいるが、同じ事を言われてもそれをさらっと受け流し、自分は傷つかない人もいる。
だから、自分の「きげん」は、相手の問題ではなく、全て自分の問題であり、受け取り方ひとつ。
いつも「ごきげん」でいる人には幸運がやってくる。 |
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