2013.4.15 |
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元手がいらない、しかも利益は莫大
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大島正裕氏の心に響く言葉より…
「元手がいらない、しかも利益は莫大。
与えても減らず、与えられたものは豊かになる。
一瞬見せれば、その記憶は永久に続くことがある。
どんな大金持ちでもこれなしでは暮らせない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭には幸福を、商売に善意をもたらす友情の合い言葉。
疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ者にとっては太陽、悩む者にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、盗むこともできない。
無償で与えて初めて値打ちが出る」
人間研究の先駆者・アメリカのD・カーネギーは、笑顔について、こう語っている。
日本には、昔から、
「愁眉筋(しゅうびきん・眉の間の筋肉)に縦じわを寄せる苦悶の表情は、心がいっそう暗くなり、なお悪い状態に陥ってしまう。
苦は苦を呼び込む」
とする信仰があった。
逆に、愁眉筋の縦じわをなくすと、顔全体の表情が解放され、開かれて明るくなり、幸運に恵まれるとする思想も根強くあった。
日本人は、潜在意識の中で、苦しい状態に追い込まれた時、笑いの表情をすると、苦しさは消失すると、今でも固く信じているのかもしれない。
『自分を奮い立たせる この名文句』三笠書房
中村天風師は笑顔についてこう語る。
「終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから」
笑顔でいれば、笑顔になるような状況がやってくる。
ぶすっとしていれば、ぶすっとするような状況がやってくる。
仏教には、「和顔施(わげんせ)」という言葉がある。
何も持っていなくとも、人にできる施しがある。
それがいつも「穏やかな顔でいる」、「にこやかな笑顔でいる」ということ。
自分のためにも、人のためにも、笑顔はとても大切だ。 |
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