2013.4.4 |
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幸運とは心がけ次第である
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鳥賀陽正弘氏の心に響く言葉より…
「幸運とは心がけ次第である」(ワイズマンの法則)
イギリスの心理学者、リチャード・ワイズマンは、何百人もの人物と面接をして研究した結果、
「幸運は突然、天から降ってくるものでなく、心がけ次第である。
決まった習慣を身につけさえすれば、つまり、自ら決めた考え方や行動で幸運を招くことができる」
と断じたのだ。
彼は、幸福が訪れる機会や素地を、普段からなるべく多く作っておくことの重要性を説いており、それを実現する上で、次の4つの原則を打ち出している。
1つ目に、
「チャンスが最大限に拡大するように努めること」
幸運に恵まれる人は機会を自らつくり、それを捉(とら)えることに長(た)けている。
たとえば、彼らは交際の範囲、つまりネットワークを広げて、これはと思う人に会うと、そのチャンスを逃がさずに利用している。
さらに強い好奇心を持って、絶えず新しい経験を積むようにしている。
2つ目は、
「自分の本能や予感に素直に従うこと」
幸運な人を見ると、自分の本能やカンに素直に従い、効果的な決断を下した上で行動をしている。
さらに自分の直観力を高めるために、瞑想をしたり、邪念を払拭する努力を普段から行なっている。
3つ目は、
「幸運を願い、期待すること」
運のいい人は、幸運が訪れるだろう、と常にポジティブに考える。
期待することによって、願いを少しでも実現できるようにする。
しかも、このような前向きの思考でいれば、苦難に直面してもそれを乗り越える努力ができるので、他人との付き合いもスムーズに運ぶというメリットがある。
4つ目は、
「不幸を幸運に転じさせること」
つまり、絶えず物事は明るい面を見るべきである。
幸運な人は、不幸な目にあっても、くじけずに、それを克服する精神力を持っている。
「禍(わざわい)を転じて福となす」のである。
たとえ、どんなに事態が悪化しても、ひるまずに、それをバネにして立ち直るようにするのだ。
『「○○(マルマル)の法則」辞典』PHP文庫
中村天風師はこう語った。
「終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから」
とりたてて何も面白いことがなくても笑顔でいれば、やがて笑顔に見合った面白くて楽しい状況がやってくる、という。
幸運も同じで、それを引き寄せる法則がある。
それは…
常に、好奇心を持ち、損得に関係なくよいネットワークを広げること。
常に、神仏に対し畏敬の念を持つことにより、素直になること。
常に、どんなに厳しい状況になろうと、最後は自分はツイてるからうまくいく、と根拠のない自信を持つこと。
常に、物事の明るい面だけを見る習慣をつくること。
幸運を引き寄せるかどうかは、心がけ次第だ。 |
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