2013.4.1 |
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鉄板ネタ
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キャリアコンサルタント、高嶋ちほ子氏の心に響く言葉より…
できる営業マンは、「鉄板ネタ」を必ず持っています。
どんな人でもこの話をすると必ず身を乗り出して聞くという話です。
一流の人の「鉄板ネタ」は、「1年で100億儲けたが、その後1ヶ月ですべてパーになった」みたいな迫力ある話が多いので、事前に考えていかないと太刀打ちできません。
「新聞やテレビで見た」という二次情報より、「自分で実際に見たり体験した」一次情報のほうが価値がありますから、鉄板ネタは自分の体験談から選んでいきます。
そのなかでもやはり、仕事の苦労話や失敗談は鉄板です。
これまでの社会人経験の中でいちばんキツかった話を、まずは考えてみましょう。
それを面白おかしく磨いていきます。
私の元上司は、リクルート事件のときに広報をしていて、その話はどこで話しても興味を持たれるとか。
『だめんず・うぉ〜か〜』の倉田真由美さんがだめんずネタでマンガを描こうと思ったのは、ダメ男とつき合った話が飲み会で異常にウケたからだと言います。
ウケる話は意外と自分では気づきません。
自分でウケると思っていても実際にはウケないことも多いので、ウケた話をネタ帳としてメモっておくと、だんだんツボがわかってきます。
『1日5分で「できる人」になれる! 出世ドリル』PHP研究所
講演でウケる人は、何度聞いてもおもしろい鉄板ネタを持っている。
すべらないでウケる鉄板ネタには、失敗談が多い。
ヘマしたり、ドジったりした失敗談を面白おかしく磨きこむ。
大きな失敗もなく優等生的に、そつのない人生を歩んでいる人には、面白味を感じないことが多い。
逆に、ドジや失敗も多いが成功もしたことがある、というジェットコースターのような人生を歩む人には、限りない魅力がある。
大きな苦労や失敗は、過ぎてしまえばすべてネタとなる。
自分独自の磨きこまれた鉄板ネタを持ってみたい。 |
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