2013.3.26 |
|
いつもおとなしいだけじゃダメ
|
|
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
人間いつもおとなしいだけじゃダメなんだよ。
「丸くとも、ひと角(かど)あれや、人心」、と言ってね。
人間、まんマルじゃあダメなんだよ。
ここいちばんのとき、「これ、おかしいでしょ」って言えないと。
上役に、誰もなにも言えないときにでも、一発パツンッと言っておくと、「あいつ、骨があるよな」って、一目置かれるようになるの。
「あいつはおとなしそうに見えても、言うときは言うよ」って。
だから、明らかにそういう不当なことを言う、上役とかにね、「それ、おかしいですよ」ってパツンッと一発言うと、世間にナメられないの。
だから、一生のうち1回ね、それやらないとダメだよ。
おとなしいだけだとナメられるんだよ。
オレ、おとなしい、って、スゴくいいことだと思ってんの。
やさしいのも、いいことなの。
だけど、それを受け入れられる土壌がまだないんだよ。
みんなの魂がそこまで成長してない。
だからといって、腕組みして、成長するのを待ってるだけって、できないんだよ。
そんなことしてたら、あと千年ぐらい、弱いヤツがいじめられる状態が続いちゃうんだよ。
だから人間、誰だって、一発、言わなきゃならないときがあるの。
一見すると感謝できないようなことにも「感謝してます」と言うと、世間が変わり、あなたの人生も変わるよ…ということを、今まで、私は言ってきたんです。
前は「感謝してます」というと、因果が消えて、より一層しあわせになる、成功しちゃう人たちが、ホントにたくさんいたんだよね。
ところが、最近世間をぐるっと見渡したとき、波動が変わってきちゃってて。
魂的な修行が、「感謝しています」から、
「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」
に変わってきた。
今、起きている問題は、「感謝してます」では埒(らち)があかないケースがほとんど。
「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を念頭に置いて、答えを出すと、しあわせで、成功するんです。
この二つができるようになったとき、あなたには本当の実力がついて、世間から絶大な信用を勝ちとることができる。
『人生に成功したい人が読む本』PHP研究所
相手があきらかに悪意をもって仕掛けてくるとき、人が好いばかりの善人はたいてい負ける。
無菌状態で育ってきた善人は、修羅場をくぐってきた悪人に手もなくひねられる。
いつもニコニコと笑顔で好好爺然としていても、その言動に無駄がなく、つけ入る隙(すき)がなければ人にナメられることはない。
ナメられる人は、
「断れない」、「言い返せない」、「オドオドしている」、「ウジウジしている」、「衝突や対決を怖がる」
つまり、一本スジの通った反骨精神のような、気骨や気慨(きがい)がない。
やさしさや感謝の気持が根底に必要なのは言うまでもない。
しかし同時に、人には気骨や気慨という強さも必要だ。 |
|
|