2013.3.25 |
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一生ディナーをともにすることのない人
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本田直之氏の心に響く言葉より…
「親しい人の苦言と親しくない人の思いつき」
成長したければ、人の話を素直に聞くこと。
とくに身近な人の苦言は、自分を磨く砥石だと思って、耳を傾けてください。
けれども、親しくない人が、単なる思いつきでいったようなことまで真に受けて、右往左往したり落ち込むのはどうでしょうか?
「一生ディナーをともにすることのない人に何をいわれても気にする必要はない」
森理世(もりりよ)さんがミスユニバースになった後、週刊誌でいろいろ書かれて悩んでいたとき、彼女を育てたイネス・リグロンはこういったそうです。
なるほど、至極名言。
『本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論』かんき出版
人の話は聞かなければいけないといわれる。
しかし、それが悪意を持ったものだったり、相手がただ自分を誇示したためのものだったりしたら、それは聞く必要がない。
どんな批判も中傷も聞かねばならぬ、と見ず知らずの人の話を聞いていたら、いつか自分の心が参ってしまう。
従順だとか、素直だとか、言うことをよく聞く、というのはとてもよい徳目だが、同時に、したたかさや、折れない心、という強さも大事だ。
だから、時には耳にフタをすることも必要。
人生という旅は、どこへ行くかではなく、誰と行くか。
人生の中の大切な食事は、何を食べるかではなく、誰と食べるか。
「一生ディナーをともにすることのない人に何をいわれても気にする必要はない」
自分を守るため、時には聞かないという選択もある。 |
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