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2013.3.5

お手伝い至上主義

三谷宏冶氏の心に響く言葉より…

最近、ある会社でのこと。

大学卒の新入社員を10数名募集しました。

新興の人気企業なので、応募倍率は20倍を超えます。

その会社の人事部は、何段もの採用面接や各種試験を課して、選りすぐりの人材を採用した、ハズでした。

ところが、数ヵ月後、配属先の管理職たち数名が人事部に大クレーム。

なんであんな奴らを採用したのだと。

曰く、その配属された新人たちは、

「気が利かない」

「段取りが悪い」

「口ばかりで動かない」

「感謝しない」

要は企業人として、いや、社会人として全く使い物にならん、というわけです。

一般の企業以上にしっかり選考したつもりだった人事部も困惑します。

たまりかねた人材採用担当者は、その年の新入社員たちを密かにもう一度、調査しました。

配属先からの評価が高い者が多い中、すごく低い者たちがいる。

こいつらは一体、何者だ?

そして、わかったことが一つ。

それは、

●子どもの頃、家でお手伝いをしていた者は、大丈夫

●お手伝いを全く、もしくはほとんどやっていなかった者は、ダメということ。

その後この会社では「子どものときのお手伝い経験」を、最も重要な採用基準にすると決めました。

お手伝いをしてこなかった子は、どんなに他の点数が高くとも雇わない、ということです。

お手伝いをすることで、子どもたちは段取りよく動くことを覚え、さまざまなことに気を配り、自ら考えて体を動かすようになります。

そしてさらに大切な、感謝する心、が身に付いていくのです。

お手伝いは言わば親たちの仕事を助けること。

子どもたちの仕事(=勉強)や遊びよりも、親の仕事の方がはるかに大事だということが、お手伝いを通じて子どもたちに伝わります。

そしてそれなくして、親への感謝や社会的な道徳心は生まれないのです。

小4・小6・中2を対象に行なわれた文部科学省の調査では、お手伝いをよくする層(5段階で最上位)では、道徳観・正義感が非常に強い子どもが55%に達します。

この、お手伝いを最もしない層では、道徳観・正義感が「低い」「非常に低い」層がなんと47%を占めるのです。

この調査で、「道徳観・正義感」は、

●家や近所であいさつをすること

●バスや電車で体の不自由な人やお年寄りに席をゆずること

●友達が悪いことをしていたら、やめさせること

で測られています。

『お手伝い至上主義でいこう!』プレジデント社

「古今東西、英雄・豪傑(ごうけつ)はみな貧乏の中から生まれておる。

わしに稼ぎがないのはみな子どものためじゃ。

親が偉いと子どもは偉ろうならん。

食うだけは食わせる。

それ以外のことは自分でおしっ」

(NHKドラマ『坂の上の雲』秋山兄弟の父、久敬の言葉)“同書より”


日本がかつてどの家も皆貧乏だった頃、子どもは必ず親の手伝いをした。

家が農家の子どもは、牛の乳絞りや、麦踏(ふ)みや、作物の刈り取り。

商売をやっている家の子どもは、店番や商いの手伝い。

知識を詰め込み、頭をいくら磨いたとしても、人を思いやる心とか優しさや温かさ、といった感性は育たない。

感性は、行動や実践の中からしか生まれない。

子どもの頃のお手伝いの重要性を、もう一度見直す必要がある。



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