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2013.2.4

失敗は成功に至る第一歩

川北義則氏の心に響く言葉より…

一代で西武王国を築き挙げた堤康二郎の、その前半生は失敗の連続だった。

彼が20代で手がけた事業は、鉄工所経営、石油採掘、雑誌発行、船会社の買収、真珠の養殖と、おどろくほど多彩だが、そのすべてに失敗しているのだ。

「そのときはもう自分は世の中に生きている値打ちのない人間だとまで思った」

堤康二郎は当時をふりかえってこう述べている。

本田宗一郎氏も「現在の私が成功というなら、その土台を築いたのは失敗である。私のしてきた仕事は失敗の連続であった」といっている。

世の中の成功者で失敗に言及しなかった人はまずいない。

山ほどの失敗をしたからこそ、大きな成功にたどりついたのだ。

失敗の本質は何か。

それは成功に至る第一歩である。

失敗を一つ一つ積み重ねていくことが成功へ近づく唯一の方法であり、失敗は「しないほうがいい」どころか、むしろ「したほうがいい」のである。

成功に遠い人とは、失敗を恐れる人でもある。

「失敗をしまい」と考えたときから人は消極的になり、失敗を恐怖し、そして失敗を手に入れてしまう。

あるいは「失敗したくない」ために何もしない。

失敗はプロセスでおこることであり、最終結論ではないということだ。

イギリスの劇作家サウザーンは「失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である」といったが、こうした気概をもって事に臨むことが何より大切なことといえる。

ともあれ失敗しない者はついに何事もなしえない。

『逆転の人生法則』PHP


堤康二郎は、後年、成功の秘訣をこう語っている。

「人のやらぬこと、やれぬことのみをやった。それで成功したのである」

人のやらないこと、やれないと思っていることをやれば、失敗する確率は非常に高くなる。

「決して倒れないのが良いのではない。

倒れたらすぐ起き上がるのが貴いのである。」(オリバー・ゴールドスミス)

失敗を恐れない人は、逆境や修羅場に強い。

失敗しても失敗しても、起き上がる不屈の人でありたい。



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