2013.1.14 |
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おもしれぇことあったか
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岩堀喜之助の心に響く言葉より…
岩堀喜之助は1910年、神奈川県小田原に生まれたマガジンハウスの創業者。
中学卒業後、新聞記者を目指した岩堀は、家族の反対を受けながら家出して上京。
明治大学政治学部に入学し新聞部に入るが、学費が払えなくなり、退学となる。
戦後間もない1945年に設立したのが、平凡社だった。
食糧難に苦しむ時代に、大衆に活字で知識を提供する出版業に乗り出すのは、あまりにも無謀のように見えたが、岩堀が創刊した芸能娯楽誌「平凡」は3万部という爆発的なヒットを生み出した。
「おもしれぇことあったか」
これは、岩堀の口癖の1つ。
人に会うたびにこう尋ねていたという。
岩堀はこうも言っている。
「好奇心を持って物事を見ていると必ず面白いことがある。
それがないのは見付け方が悪いんだ」
『経営者100の言葉』(山口智司)彩図社
他人(ひと)の頭を活性化する最高の方法は、何かを聞き続けることだ。
聞かれれば、考えて何かを答えなければならない。
また、「面白いこと」を見つけるのにとびきりの訓練は、ブログとかメルマガなどで「面白いこと」を発信し続けること。
発信するためには、何かネタはないかと常に探すようになる。
アウトプットすることは、すなわちインプットすること。
そして、面白がるのが上手な人に、面白い情報は集まる。
どんなに面白い話でも、つまらなそうに聞く人には、話す情熱は失せてしまう。
いつでも、どこからでも、「面白いこと」を見つけられる人でありたい。 |
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