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2013.1.10

激動の時代を乗り切るには

フレデリック・ヘレーン氏の心に響く言葉より…

第二次世界大戦中、アメリカ空軍から依頼されて、心理学者のJ・P・ギルフォードが爆撃機のパイロットを選ぶことになり、知能検査や学業成績、個人面接の結果をもとに適任者を選抜しました。

空軍はまた、退役した元空軍司令官にも同じ任務を与えました。

ギルフォードは心理学をまるで知らない素人が携わることを苦々しく思い、また、元司令官のベテラン・パイロットとしての知識や経験をさほど評価しませんでした。

案の定、ギルフォードと元司令官はまったく違うタイプの人間を選びました。

しばらくして、2人の任務が査定されました。

すると、ギルフォードが選んだパイロットはことごとく撃墜されていたことが判明。

元司令官の選んだ人材が抜きん出ていたのです。

元司令官は全員に「ドイツ領内で敵機の対空射撃にあったらどう対処するか」と質問し、軍のマニュアル通り「上昇します」と答えた兵士を落としていたことが判明しました。

選ばれたのは、「その場になってみないとわかりませんが、おそらく降下します」「ジグザグ飛行を始めます」「左右に機体を揺らして砲火を避けてみます」など、いわゆる「間違った」回答をしたパイロットばかり。

マニュアル通りに行動する兵士は意外性に欠けており、予測されやすいからでした。

ギルフォードが失敗した原因はそこにありました。

マニュアル通りに機体を上昇させる兵士ばかり選んでいたのです。

お決まりのパターンを敵側のドイツ軍は察知しており、雲の上で上昇してくるアメリカ機を待ち伏せしていました。

つまり、知性が高くても常に規則通り動くパイロットより、機知に富んだ考え方ができるパイロットの方が危険をうまく切り抜けられるということです。

違う考え方ができる能力、枠の外で考える能力…。

そこではたと、ギルフォードは創造性や独創性というものに気づき、以来、その研究に没頭しました。

そしてギルフォードが空軍用に考案した最初の創造性テストは、「レンガ1個の使いみちをできる限りたくさん考える」というものです。

すぐに何通りも浮かぶ人もいれば、いくら考えても5通りくらいしか思いつかない人もいるでしょう。

15分で50通りを考えてみてください。

常識にとらわれない人がだれかわかります。

『スウェーデン式 アイデア・ブック』ダイヤモンド社


日常の決まりきったような判断業務では、創造性や独創性はあまり必要とされず、マニュアルが有効だ。

しかし、突発的な緊急事態や不測の状況になったときには、創造性や独創性がなければ乗り切ることができない。

時々刻々、状況はどんどん変化するからだ。

危機を乗り切ることが出来る人は、過去の成功体験などにこだわらず、変化に対応できる柔軟な発想が出来る人。

どんな難しい局面であっても、必ずそれを突破する方法はある。

なぜなら、打つ手は無限にあるからだ。

創造性と独創性を身につけ、この激動の時代を乗り切りたい。




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