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2012.12.30

よかったなあ、という言葉

西沢泰生氏の心に響く言葉より…

桑田真澄と清原和博のいわゆる「KKコンビ」がいた時代のPL学園は本当に強かった。

2人は1年生からレギュラーでしたが、夏の大会は特に強く、優勝2回、準優勝1回。

つまり彼らは夏の甲子園で、たったの一度しか負けなかったのです。

「夏のKKコンビ」に黒星を付けた唯一のチームは、名将・木内監督が率いていた当時の取手二高(茨城)。

試合は取手が1点リードで迎えた9回裏。

PLが起死回生のホームランで同点に追い付きます。

延長に入れば、サヨナラ勝ちができる裏の攻撃のほうが有利。

優勝目前で追いつかれて気落ちしてベンチに戻る取手の選手たち…。

その時監督は…

「よかったなあ、まだ甲子園で野球ができるぞ!」

甲子園の決勝戦。

ということは、他のすべての球児の「夏」はもう終わっている。

この大舞台で、まだ野球を続けられることがどんなに幸せなことなのか…。

この魔法の一言で、心機一転。

プレッシャーを「喜び」に変えることができた選手たちは、10回表の攻撃でなんと4点を奪い、取手二高は茨城勢で初めての甲子園優勝を果たすことができたのです。

『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』アスコム


たった一言で、打ちひしがれた心が元気付けられることがある。

渇いた砂に水がしみこむように、心にしみる言葉。

それは、どんな時でも、「よかったなぁ…」で始まる言葉。

どんなに、ひどい目にあっても、嫌な目にあっても、よかったなぁと、心から感謝できること。

感謝の言葉、「有り難し」とは、この世にある事が稀(まれ)なこと、つまり奇跡のようなこと。

その反対は、「当たり前」。

「当たり前」の日常が奇跡の連続だと気がつけば、そこに感謝が生まれる。




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