2012.12.8 |
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小さなチャンスを見逃さない
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おちまさと氏の心に響く言葉より…
「自分には、なかなかチャンスが巡ってこない」という悩みを持っている人に、共通していることがあります。
それは、大きなチャンスだけを、チャンスと思い込んでいること。
偶然知り合った有名企業の社長から「うちの会社で働いてみないか」と誘われたり、アルバイト先のオーナーから「君に店を一軒任せたいと思っているんだよ」と言われたり…。
そういうのをチャンスだと考えている人が多いんですね。
こうした一攫千金型のビッグチャンスは、人生のうちにそう何回も訪れるものではありません。
ですから、こんなチャンスだけを待っていては「いつまで経ってもチャンスが巡ってこない」のは当たり前のことです。
僕たちに訪れるチャンスの多くは、もっとささやかなものです。
例えば、今は主役級を務めているハリウッドの俳優だって、駆け出しの頃は通行人役から始めている人が少なくありません。
でも、通行人役だって、役がもらえるだけでチャンスなんです。
通行人役でチャンスをものにしたら、次はひと言だけセリフのある役、次は主人公の友達役というように、少しずつステップアップを重ねる過程で、ある日、注目を集めて主役に抜擢されるときがくるのです。
だから小さなチャンスをバカにしてはいけません。
小さなチャンスを積み重ねる中から、大きなチャンスが生まれていくのです。
世の中の99%の人が、チャンスというものは大きなチャンスだけだと誤解しているのです。
『99%の人が見逃しているチャンスのつかみ方』KKロングセラーズ
小さなチャンスを見逃すことは、目の前にある当たり前の幸せを見逃すことと似ている。
チャンスを見逃さない秘訣は、今の自分の立ち位置を低くすることだ。
目線を少し低くし、期待値を下げること。
期待しないものが、思いがけず手に入った時の喜びは大きいが、熱烈に願ったことが成就しなかったときの落胆はさらに大きい。
日々感謝の気持で暮らせば、小さなチャンスを見逃さない。 |
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