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2012.11.29

悪条件で練習する方がいい


エミール・ザトペック氏の心に響く言葉より…

「悪条件で練習する方がいい。レースのときに大きな安心を得られるからだ」(エミール・ザトペック)

エミール・ザトペックは、「人間機関車」という異名をとったチェコ・スロヴァキア(現在のチェコ)出身の陸上選手だ。

1952年に開催されたヘルシンキオリンピックの、5000メートル、1万メートル、そしてマラソンの3種目で金メダルを獲得した。

重要なプレゼンテーションを行なうときには用意周到な準備をするのが常識である。

だが、いくら綿密な準備と予行演習をしても、本番になってまったく役に立たないことがあるだろう。

たとえば、パソコンが使えなくなったり、データが消失したり…。

こんなトラブルをおこすのは、なぜか一流の設備を持った大企業が多い。

一流の設備を持っていれば、どんなトラブルにも対処できそうなものだが、実際にはその反対が多いのだ。

一流の設備に慣れてしまうと、悪条件のもとでは、普段の実力の半分も出せなくなってしまうのである。

自分の職場の環境について、劣悪だと嘆く人は多い。

しかし、その劣悪な環境で、一流の設備を持った会社の人間と同じ仕事をこなせれば、彼らと闘うときには必ず優位に立てるのではないだろうか。

「そのときのため」と考え、劣悪な環境で力を磨くことが、実力につながるのだ。

『心を強くする指導者の言葉』PHP


東京オリンピックでレスリングは金メダルを5個取った。

それは、当時のレスリング協会、八田一朗会長の、厳しくて、ユニークな選手育成のたまものと言われている。

たとえば、外国に遠征に行ったとき、「夜眠れずに調子が悪かった」というような言い訳をさせないため、合宿所では夜寝るときも、電気や、テレビ、音楽をつけっぱなしにしていたという。

どんなところに行っても、どんな状態になっても、寝れるように訓練したのだ。

スポーツだけでなく、経営も、勉学も、整えられた環境でぬくぬくと育つと、ヤワな人間が育ってしまう。

ちょっとした環境の変化でも、自分の実力を発揮できない。

普段から自分を追い込んで、野生のたくましさを身につける必要がある。



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