2012.11.24 |
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一日一笑日記
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精神科医の斎藤茂太氏の心に響く言葉より…
「笑いのセンスをもっと磨きたい」というあなたの面白さに磨きをかける、簡単な方法があります。
「一日一笑日記」をつけるのです。
つまり、一日の生活の中で、いちばん「可笑しい」と感じたことを、毎日日記につけておくのです。
さほど笑いのない毎日でも、振り返ってみれば、可笑しいことのひとつやふたつは必ず見つかるものです。
街で出会った可笑しな人、自分の失敗談、他人の失敗談、可笑しな夢、可笑しな本やテレビのネタなど、身近な珍事件から探してみましょう。
場合によっては、一日一笑どころか、あっという間に、一日五笑くらいになってしまうかもしれません。
その瞬間は青ざめるような失敗も、客観的に見つめると、可笑しな事件にすぎないことがよくあります。
そんなあなたの体験のひとつひとつが貴重な財産となり、笑いのネタとなります。
日記をつけるときに笑い、昔のページを見ては笑い、とくり返し笑っているうちに、自然と笑いのセンスが磨かれていきます。
日頃から面白いことを探して笑っていれば、そのうち人にもユーモアを振りまけるようになるでしょう。
この一日一笑日記の発案者である私の知人は、マジメ人間ですが笑いのセンスは一流です。
しかも、毎日必ず一回は笑っているだけあって、非常に健康体です。
毎日笑っているから自然治癒力が知らず知らずのうちに高まり、病気知らずの体になっているのでしょう。
『「一緒にいてほっとする人」のこころの習慣』青春文庫
多くのお笑い芸人は、「ネタ帳」というものを持っている。
「ネタ帳」とは、ギャグや、コント、オモシロネタ、自分のドジ話等、思いついたらすぐに書くメモ帳のことだ。
発明王のエジソンは、極度の「メモ魔」だったと言われ、ペンと紙を常に携帯していた。
メモには、発明に関するものばかりではなく、ジョークや日常の些細な事など、多岐にわたっているという。
このエジソンのメモは「エジソンノート」と呼ばれている。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインもメモ魔として有名であった。
「ジョークがうまくなりたいな」などと、ただ思っているだけでは、絶対にユーモアのセンスは磨かれない。
具体的に行動することで、ユーモリストになることができる。 |
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