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2012.11.22

キーウィという鳥


渡部昇一氏の心に響く言葉より…

ニュージーランドにいるキーウィという鳥は、鳥であるにもかかわらず、翼が退化して飛ぶことばできない。

どうしてこのような鳥が生きていられるのか。

キーウィはニュージーランドの国鳥なのだが、7000万年以上も前の太古の昔、この鳥は他の地域とは隔離されてしまった。

そのため敵がいないのだ。

食われる心配がないから羽も退化し、尾も退化してしまった。

飛べなくても生きていけるようになったのである。

要するに生存競争をする必要のない、まったくぬくぬくとした環境の中に住んでいたのである。

ところがこの環境の中に白人が現れて、犬や猫その他いろいろな動物が入ってくるようになると、キーウィは飛べないために簡単に食べられてしまうようになった。

そうしてじきに、放っておくと絶滅するという状況にまでなってしまったこともある。

このようなキーウィのありさまは何を意味しているのか。

今は保護されているから生きているけれども、羽が退化するまでになったのは何を意味するのか…。

それは、競争がなければあらゆるものは弱くなってしまう、機能が退化してしまって新しい競争者が出てきたとき絶滅してしまうということである。

『自分の品格』知的生き方文庫


「競争相手は同業他社ではなく、時代の変化である」と言ったのはセブンイレブンの鈴木敏文会長。

時代の変化に乗り遅れたとき、会社の自壊が始まる。

「ガラパゴス化」とは、ガラパゴス諸島で独自の進化をとげた生物のことを指すが、日本の中の市場だけで独自の変化をした企業が、気がついてみたら世界標準からかけ離れてしまったことの例えに使われる。

昨今の家電業界がまさにそれだ。

同様に、電子書籍の時代になれば、出版界も、印刷業界も今までと同じというわけにはいかない。

競争を恐れずに、自らを変革させ続ける人でありたい。



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