2012.11.17 |
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「でも」と「だけど」
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植西聡氏の心に響く言葉より…
ダイエットのためにスポーツ・ジムに通いはじめたと友だちに話したら、「でも、いくらジムに行っても食べる量を制限しなければ、やせないんじゃない?」と言われてしまった。
そういうとき、たいていの人はちょっと不快な気持ちになります。
夏休みにグアムへ家族で旅行に行ってきたと同僚に話したら、「だけど、向こうだって暑いんでしょう。暑いときに暑いところに行くのは、どうかなあ」と言われた。
こんなときも、これまたたいていの人はちょっと不快になります。
「これ以上、この話をするのはよそう」と思う人もいるでしょう。
なぜでしょうか。
それは、「でも」とか「だけど」と言われると、自分の考えや体験を否定された気になることと関係しています。
誰に対しても、口グセのようにそういう言葉を用いていると、周りから、「あの人は私が言うことにいつも異を唱える」と思われるようになってしまうでしょう。
人と話すときは、話題の主導権を相手に譲り、それに同調・共感するくらいの気持ちでいるといいのです。
それだけのことでも、対人関係はガラリと改善されるものです。
『「いいこと」がいっぱい起こる鏡の法則』王様文庫
相手に同調し、共感するのに最もよい方法は、田中真澄氏の提唱する、「うなずき」、「相づち」、「驚き」という傾聴の3動作の実践だ。
講演会などで、聴衆のうなずきが多いと講師は話をしやすい。
心の底からの「ああ、そうなんだ」「なるほど」という相づちの言葉は、相手をほっとさせる。
驚きの表情で感嘆して聞いてくれると、最高の味方を得たような気持ちになる。
「でも」と「だけど」はやめて、傾聴の3動作の実践をしたい。 |
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