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2012.10.23

これから伸びる産業はどこか


瀧本哲史氏の心に響く言葉より…

就職希望者に「これから伸びる産業はどこでしょうか」とよく聞かれるが、それがはっきりわかれば投資家は誰も苦労しない。

ただし明確に言えるのは、すでに多くの人に注目されてしまっている分野には行かないほうがいいだろう、ということだ。

たとえば昨今の原発事故の影響で、にわかに太陽光や風力発電などの自然エネルギー事業に注目が集まっている。

しかしそれらの事業を行なっている会社に今から飛び込んだとしても、すでに多くの会社が参入しているため「うまみ」を得るのは難しい。

就職先を考えるうえでのポイントは、「業界全体で何万人の雇用が生み出されるか」という大きな視点で考えるのではなくて、「今はニッチな市場だが、現時点で自分が飛び込めば、数年後に10倍か20倍の規模になっているかもしれない」というミクロな視点で考えることだ。

まだ世間の人が気づいていないその市場にいち早く気づくことなのだ。

過去の事例でいえば、中学受験の塾市場がそれにあたった。

今のように中学受験が過熱する前は、栄光ゼミナールのような現在最大手の塾も、埼玉県にある小さな学習塾にすぎなかった。

しかし同塾は、子どもの人口増加と中学受験の過熱という2つの波にうまく乗り、次々に各地域に進出し、上場するまでの成長を遂げた。

2011年現在では、中学受験を専門とする学習塾というのはすでに飽和状態にあるが、少し前は「宝が埋まっている山」だったのだ。

日本の景気全体が良くなり、この国で生きているだけで幸せになれる、という時代は残念ながらもうこない。

特定の産業があるタイミングで大きくなり、そこで働いていた人が一時的に潤(うるお)うが、そこにあとからやってきた人は報われない、という状況が繰り返されるだけだ。

これからの就職や転職を考える人は、マクロな視点を持ちつつ、「これから伸びていき」「多くの人が気づいていない」ニッチな市場に身を投じることが必要なのだ。

つまり就職においても「投資家的視点」を持っているかどうかが成否を左右するのである。

投資家的視点とは、たとえば「メディアの情報をそのまま信用するな」ということだ。

世の中の人々が、話題となっている会社や商品、サービス、世の中のトレンドについてどう思っているのか。

社会経済全般の動向を知るために新聞を読むことは不可欠なことだ。

だがそこで他の人々と同じように考えてはいけない。

投資家的に生きるために絶対に必要なのは、「真実」に気づく「ニュースの裏を読む力」である。

新聞などで何かしらの情報を見たときに、「この会社はこれから伸びそうだな」と感じたら、自分と同じことを考える人間が世の中に数万人から数十万人はいると思ったほうがいい。

基本的に新聞には、誰かが「アナウンスしてほしい情報」だけが載っている。

誰か声の大きな人間が、世間を自ら望む方向に誘導するために流している情報だと考えるべきなのだ。

真に価値のある情報というのは、みんなが知った瞬間に、その価値がなくなってしまう。

つまり、本当に儲け話につながる話は、いっさい新聞には載っていないのである。

『僕は君たちに武器を配りたい』講談社


これは、これから社会に旅立つ若者に向けてかかれたメッセージだが、実は新たな事業を立ちあげる上でもこれとまったく同じことが言える。

今がブームの商品や商売に手を出したら、失敗する確率は著しく高い。

ブームというのは一時的な頂点のことだから、その後は下がるばかりだからだ。

まだ儲かるからと多くの企業が参入したら、後発の小さな会社にまず勝ち目はない。

これから新規事業を興すなら、多くの人がまだ気づいていないニッチな分野(すきま産業)に参入したほうが成功率は高い。

あるいは、今は見捨てられてしまった分野でも、何か別のものと組み合わせたり、全く違う業種の視点でみたら、再び成長する事業となるかもしれない。

新聞やマスコミで流されている情報は、目立つ情報だ。

ブームなどはその最たるもので、新聞ネタになりやすい。

しかし、本当に価値ある情報や、儲け話につながる情報は、新聞などに載らない目立たないところにある。

事業の盛衰を見極めるには、投資家的な視点で見る必要がある。



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