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2012.10.13

誰に知られているか


水野俊哉氏の心に響く言葉より…

人脈とは、「誰を知っているか」ではなく、「私は誰か」が大事である。

つまり、「誰に知られているか」や「誰を呼べるか」が真価となる。

「同じ勉強会に参加したことがある」とか「○○さんセミナーに参加したことがある」は知っていることにはなろうが、そこで安心しては意味がない。

相手が自分を知っていて、なおかつ「会いたい」と思われるようなレベルを目指すべきである。

そうなるためにはまず、「人脈以外のことへ使う時間が人脈を開拓する」ことを理解しなければいけない。

例えば週に5回、交流会に参加し、週末はセミナーやパーティー。

さらに平日の朝も勉強会に参加するなどすれば、月に1000人と名刺交換することも可能である。

しかし、そうした労力に対して得られるリターンは少ないだろう。

なぜなら自分自身の価値を高める時間が奪われているからだ。

例えば、昔週に8回合コンに参加している知人がいたが、そんな生活をしていても、まともな恋愛にたどり着くのは難しいだろう。

なにしろ毎日が合コンなのだから知り合った相手とデートする暇もないし、頭の中も色恋のことばかり。

毎日勉強会やセミナーに参加して、名刺交換やfacebookで友達リクエストばかりしていないで、会を厳選して参加した方が時間効率は良いのではないだろうか。

『「成功」のトリセツ』角川フォレスタ


「私は○○さんを知っている」と、よく、有名人の名前を挙げる人がいる。

「では、その人を紹介してください」、というと、たいていの人がシドロモドロとなり、「いつかまた」ということになってしまう。

「どこかで会ったことがある」、「名刺を交換したことがある」、といった類の、単なる「知り合い」の域を出ない人間関係だ。

しかもほとんどが、相手の有名人はその人のことを覚えていない。

本当の人脈とは、自分がその人を「呼ぶ事ができる」、「その場で電話ができる」、というような知り合いのことをいう。

誰かを呼べる人は、日頃からその人に「何かを与える」ことをしている人だ。

もらってばかりいる人が、相手に無理を言えるわけがない。

人脈を作ろうとして、色々な会に出入りする人は、すぐに忘れ去られる。

その人に、「また会いたい」と思わせる魅力がないからだ。

ほんとうは、人脈を作ろうと考えるのではなく、自分の中身を磨くことが先決。

「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」

魅力が高まれば高まるほど、自然と周りに人が集まってくる。



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