2012.10.4 |
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夢とそして根拠のない自信だけ
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西田文郎氏の心に響く言葉より…
「最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。
そこからすべてが始まった」
これは孫正義さんが若き日を振り返って語った名言ですが、まさにこれは「その気」の法則を表していると言っても過言ではありません。
この若き日の孫さんは脳が「快」でプラス思考です。
孫さんはこの初心があったからこそ、ソフトバンクが今のような大企業に世長したのだと思います。
では、なぜあなたは「その気」になれないのか。
はっきり言いましょう。
あなたが「その気」になれないのは成功体験が少ないからです。
さらに、「もともと自分はツイていない」「どうせ自分には無理だ」といった失敗体験に基づいたネガティブな思考に支配されているからです。
言い訳、嫉妬、責任転嫁、イヤイヤ行動するなど、それでは「その気」は生まれてきません。
自分でツイていない、と言えば言うほど、ツキは逃げていきますし、自分でマイナスの言葉を言うことは、脳に「自分はツイていない」と思い込ませて、さらにツイてない脳へ強化していることになるわけだからです。
脳はとても優秀で、過去の体験データから「こんなこと無理だ」とか「できるわけない」といった結論もすぐに出してしまいます。
ですから、過去に成功体験が多くある人ほど自信が持てますし、失敗体験が多いとどうしても弱気になります。
しかし、ご安心ください。
実は脳の条件付けを変更するのは案外簡単です。
肯定的な脳を作るためには、プラスのデータを入力すれば脳は錯覚します。
本当にあったことと、イメージなのかを区別することができないのです。
ですから、ウソでもいいので、「自分はツイてる」「この失敗があって本当に助かった、次回に活かせる」「今度はもっと上手くできる」など、口に出して言ってみます。
内心信じられなくてもいいのです。
口から出た言葉が耳を通して脳に入力され、それを繰り返し行うことで脳はだまされ、「次にもっと上手くするにはどうしたらいいのか」など考え始めます。
つまり何度も繰り返しプラスのイメージを入力することで、扁桃核の判断を肯定的に切り替えられるのです。
『その気の法則』ダイヤモンド社
何度失敗しても、「最後は自分は絶対にうまくいく」、というような根拠のない自信を持っている人は、いつか必ず成功する。
「何か大きなものに守られている」、「自分は大丈夫」、という楽観的な確信があるからだ。
成功体験とは、大きな成功ではなく、小さな成功を積み重ねることで生まれる。
その積み重ねが、勝ちぐせを引き寄せる。
「君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある」(ヘルマン・ヘッセ )
夢と根拠のない自信さえあれば、たいていのことは成功するはずだ。 |
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