2012.9.29 |
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自分の中にある宝物
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ルイス・ターターリャ氏の心に響く言葉より…
自分の潜在力をアップさせる唯一の方法は、言い訳をしないで、自分が持っている選択肢の中からベストなものを選び出すことだ。
自分にないものを嘆いていても仕方がない。
言い訳しても、手持ちの選択肢が増えていくわけではない。
むしろ、言い訳は選択肢を減らす働きをする。
私たちには無限の才能が溢れている。
その才能を伸ばせないのは誤った考えのせいであって、能力がないからではない。
才能はどこにでも眠っている。
ただし、それを掘り起こすには努力が必要である。
人によっては、地表の近くに才能が眠っていて簡単に掘り起こせることもあれば、深いところに埋まっていて掘り起こしにくいこともある。
いずれにしても、どこかに才能が隠されていることは間違いない。
自分の才能を信じよう。
そうすれば、人生が活き活きとして、自分の「いいところ」も必ず伸びてくる。
そういう人は、周囲に明るさをもたらしてくれるので、見ていて、とても気持ちがいい。
自分に言い訳をしないことは、まず何よりも自分自身が楽に生きるためのコツであるが、周囲の人たちに好かれる方法でもあるのだ。
『不思議なくらい心が強くなるヒント』三笠書房
心の底では、「そうなったらいいな」という願望があったとしても、たいていの人は行動を起こさない。
都合のいい理由を探し、言い訳を考えることで、やらなくてもよいことを正当化する。
「今は忙しいから」
「もう少し若かったら」
「お金があったら」
「専門的な経験がないから」
明珠在掌 (めいじゅたなごころにあり) という禅語がある。
素晴らしい宝物が自分の手の平の上にある、ということだ。
多くの人は、アイデアや、才能、という宝物は自分以外のところにある、と思っている。
新事業を立ち上げるときも、全くやったことのない新事業をやろうとするより、今までやってきた仕事の中や、その周辺から新たな芽を見つけたり、組み合わせたりした方が成功する確率は格段に高くなる。
自分では気づかないが、他から見るとうらやましいような宝が隠されているものだ。
自分の中にある宝物を掘り起こす人は、今自分ができる目の前のことにベストを尽くしている人。
できない言い訳を考える人ではない。
自分の中にある宝物を見つけたい。 |
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