2012.9.23 |
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自慢話をする人
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さいふうめい氏の心に響く言葉より…
ギャンブルで勝ったり、異性にもてたりすると自慢したくなるのが人の常。
ところが、それは運の女神の落とし穴である。
人間を試しているのだ。
競馬で勝った話の大きい人は、あとになってみると借金地獄で苦しんでいることがある。
また、もてた話を自慢する人は実際は、異性に人気がなかったりする。
実は、自慢話をすると、ツキがどんどん逃げていくのだ。
心に油断ができるのも一因だろう。
そして、自慢話をする人は、人に煙たがられる。
自慢話は、聞くほうは心地好くはないものである。
だから、周りが後押しをしなくなるのである。
同じ条件のふたりがいて、周囲に好かれる人とそうでない人がいたら、結果は火を見るより明らかである。
自慢話と同じようにツキが逃げるものに「威張る」というのがある。
力のある人は、自分から威張ることはない。
静かにしていても、周りが認めてくれるから、威張る必要がないのである。
ところが、ある程度年をとり、周囲の同じ年代の人が、若い人に尊敬されているのに、自分が尊敬されていないとよく威張りたがる。
威張っていないと、存在感が誇示できないのである。
これは始末が悪い。
『運の法則を読む』サンマーク文庫
自慢話をしたり、威張ったりする人は、自分のことを認めてもらいたくて仕方がない人だ。
褒めてくれる人や、自分を認めてくれる居場所を持っている人は、テングになったりはしない。
聞いていてうんざりする自慢話には…
「学歴自慢」
「仕事の忙しさ自慢」
「著名人、有名人を知っている自慢」
「車や時計など持ち物自慢」
「一番になったとか、過去のすごかった自慢」
たとえ実際に、すごい自慢ネタがあったとしても、自らそれを口にしたとたん、つまらない自慢話になってしまう。
失敗ネタなら笑えるが、自慢話は一文の得にもならない。
謙虚で周囲に好かれる、運を引きよせる人でありたい。 |
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