2012.8.31 |
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トランプの実験
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立花大敬氏の心に響く言葉より…
トランプの面白い実験があります。
トランプを裏にして、『ハートが出る、ハートが出る』と称えながら1枚取ります。
それをくりかえしますと、だんだんハートが出る確率が上がってくるそうです。
それから、途中で別の仕事ができて実験を中断する。
それから仕事をやり終えてから実験を再開すると、実験を休んでいる間も、さらにハートの確率があがっているのだそうです。
別の仕事をしている間も、心さんは目標達成に向けて仕事を続けてくれていたわけですね。
いったん心さんに目標の言葉がしっかり伝わりましたら、あとは自動的に心さんが仕事をやり続けてくれるんですね。
そして、もう一つの面白い実験があります。
たとえば、『ハート出るな、ハート出るな』と称えながらトランプをひきます。
そうしますと、ハートの確率が逆に増えてしまうのだそうです。
ですから、病気の時は、『病気治れ』などと称えてはいけないし、虫の好かない人がいたら、『Aさん来るな、Aさんがいなければ』などとくりかえし思っていたらダメなんです。
そんなことをしたら、ますます病気が重くなってしまいますし、Aさんは、より以上にあなたにまとわりつくようになります。
どうして、そんなことになってしまうのかといいますと、わたしたちはまだ心さんとの会話が下手なんです。
先ほどの『病気が治る』では、まず心さんに<病気>のイメージが伝わるのです。
これはイメージになりやすい単語ですね。
次の<治る>は、抽象的でイメージ化が難しいですね。
こんな単語は、心さんにはうまく伝わりません。
そこで、心さんには、まず<病気>だけが伝わってしまって、病気を期待していると誤解して病気を現実化してくれるので、ますます病気がこじれてしまうのです。
こんなときは、『病気が治る』より、『元気』や、『健康』と称えるほうがいいのです。
出来るだけ単純に、ストレートに、これがポイントです。
『お日さまの教え』《しあわせ通信》“第4集”本心庵
目標達成には、ビジュアリゼーションが必要だと言われる。
ビジュアリゼーションとは、目に見える形にすること、映像や図表にして具体的に分かりやすく示すことだ。
脳は、「病気が治る」と念じると、「病気」だけをビジュアルにイメージして、「病気」を実現させようとするという。
「治る」という抽象的な言葉は、ビジュアル化しにくいので、実現しにくい。
同様に…
「借金がなくなる」と念じたら、借金が増える。
「赤字解消」と願えば、赤字が増える。
だから、念じるなら、ポジティブな言葉。
「借金」ではなく、「貯金」
「赤字」ではなく、「黒字」
より具体的で、ポジティブな言葉を口ぐせとしたい。 |
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