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2012.8.12

問題解決を第一に考えるな

竹内一正氏の心に響く言葉より…

ドラッカーは、「問題解決を第一に考えるな」ということを言っている。

経営者の大半は問題解決が経営の原点だと思っているだろうが、そこにドラッカーはくさびを打ち込む。
せっかくの機会を放っておいて問題にしゃかりきになるのは間違っていると言うのだ。

「問題に餌(えさ)をやり、機会を飢えさせる」という絶妙の表現で戒めている。

問題ではなく機会に目を向けるという姿勢は、ドラッカーの思考の中枢にあるものだ。
サッカーでたとえれば、守備を固めて0点で押さえようとするのではなく、3点取られても4点取って勝てればいいという積極策である。

機会重視の積極策で成功した代表例にパソコンがある。

パソコン業界では、プログラムに多少のバグ(不具合)があっても、ある程度使えるなら市場に出してユーザーに使ってもらおうと考える。
パソコン本体がフリーズしたら、その時は再起動すればいいとする。

もし、不具合ゼロ、フリーズもしないように問題解決してから市場に出そうとしていたら、パソコンは富裕層にしか手の出ない高価な「ロールス・ロイス」で終わり、今日のような誰もが手にできる低価格にはなっていなかっただろう。

インターネットも同様である。

インターネットには、必ずつながる保証はない。
つながっても途中で切れることもある。

「ベスト・エフォート・ノー・ギャランティ型」と呼ばれ、「一生懸命やってはみますが、ダメだった時はごめんなさい」と言った感じのゆるやかなサービスなのだ。
だから低価格を実現し、急速に普及できた。

パーフェクトを保証しようとすると、多大なコストがかかり、一般消費者では手の届かないサービスになりかねなかった。

このように、既知の問題点の解決に資源を使うのではなく、機会、つまり新たな技術や機能を積極的に開発していったことで、パソコンもインターネットも今日の繁栄がある。

日本と日本企業は、問題点をつぶしていくことは得意だった。
しかし、問題至上主義に振りまわされすぎると、機会を見つけ資源をそこに投下する戦略が手薄になる。

だから、今の日本は変わることを求められているのだろう。

『ドラッカー実践力検定』経済界新書


ドラッカーは常識とは違ったことを言う。
普通は、問題解決を第一に考え、それが完璧になるまで先に進んではダメだ、と。

秀吉が、備中高松城を攻めているとき、織田信長が本能寺で死去の報を受けた。
そのとき、軍師の黒田官兵衛が、即座に言った言葉がある。

「草履片々(ぞうりかたがた)、木履片々(ぼくりかたがた)」
片方の足に草履、片方の足には下駄、そんな状態でも、走り出さなければならない時がある、ということだ。

準備が全て整うまで待っていたら、好機は逸(いっ)してしまう。
今は、とにかく走り出し、最速で本能寺まで駆けつけることが最重要、と説いたのである。

200キロの道のりをわずか10日間で走破し、あまりの短期間に驚いた明智光秀を討つことができた。
これが日本屈指の大強行軍として知られている、伝説の「中国大返し」だ。

走り出してしまえば、走るためのアイデアは次々と見えてくる。
チャンスの時は後先考えず、「まず走り出す」という行動が必要だ。



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