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2012.8.6

ストーリーで選ぶ

塩野七生氏の心に響く言葉より…

私、思うんですけどね、つまりいろんなものを楽しむのよ。
だから葡萄酒ひとつにしても、舌で味がどうの、また何年物だの、そんなことは知ったことじゃないって感じがするのね。

イタリアでの生活がずっと長いでしょう。
そうすると、日本からやってきたかたと食事をすると、いつも「塩野さん、ワインをどうぞ選んでください」ってことになる。

でも、選ぶったって、私の選ぶ基準はほかの人と相当ちがうからっていうわけですよ。
私がワインを選ぶときはね、ぜんぶストーリーがある(笑)。

つまりねぇ、私は、その心であじわう。
なんども申しますけれど、多くのことは、やはり心であじわうんですよ。

どのワインがいちばんうまいかってのを選ぶコンテストがありますとね、イタリア人やフランス人は意外とだめなんです。
イギリス人が優勝したりして。

どうしてかっていえば、産地の人間はやはり自分になじみのあるワインを5位ぐらいまでに選んじゃうわけよ。
産地のない国の人間のほうが、厳密に選べるんですよ。

私なんかはワインのいい悪いって、そんなに神経質になるような問題じゃないと思うの。
飲むときの空気、ヨットの上で飲んだとかね、つまり潮風の香りとか、いろいろな要素がはいって、おいしいとね、感じる…

それほど客観的な基準なんて、悪いけどないのよ。

要するに私たちは心であじわう。
そのために歴史や物語が助けてくれるんです。

『おとな二人の午後』(塩野七生&五木寛之)世界文化社


ワインのプロなら、産地や葡萄の品種、つくった年、等の詳細なデータが頭に入り、専門的な基準でワインを選ぶだろう。
しかし普通の一般人なら、詳しいデータやスペックなどあまり知ろうとぜずに、ワインを飲んでいる人がほとんどだ。

これは、どの商品においても同じようなことが言える。
もちろん、価格という大きな決定要素があるのは確かだが、選ぶ基準はその商品のストーリー性であることが多い。

物があふれている現代、お店を選ぶのも、商品を選ぶのも、そこに、自分の心に響き、共感するような物語や歴史があるのか、が最も大事になってくる。
その物語が、具体的で、真実味があればあるほど、それは心にうったえる。

プロではない一般の人たちは、客観的な基準という細かいデータやスペックにはあまり関心がない。
全ての商品に、琴線(きんせん)にふれる歴史や物語があると素敵だ。



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