2012.7.23 |
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何かをしでかす
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オリックスCEOの宮内義彦氏の心に響く言葉より…
『「何かをしでかす」のが企業トップ』
本来、企業のトップというのは事業家であり、戦略家であり、いわゆるやり手で、何かをしでかすような人でなければいけないと思います。
ところが、官僚型の、何も仕掛けない人がトップになることがあります。
「円満で頼れる人だ」というのが周囲の評価ですが、現状維持を望む人たちに頼られてしまったら、意識や社内組織を変えようと思ってもできないでしょう。
企業の経営者は、創造力と実行力を兼ね備え、たくましく新しいものに挑戦し、収益につなげるのが職能です。
この機能を果たすために、経営資源を有効に組み合わせ、新しい富を社会に送り出さねばなりません。
『世界は動く』PHP
大成功した人物は、その過程の中で、大失敗や大きなヘマもしている。
とんでもないことや、困ったことを、しでかしてしまうからこそ、そこに人間味がある。
行徳哲男師に、こんな言葉がある。
「現代人はあまりにも分別くさい。
きれいごとに過ぎる。
きれいごとに過ぎると偽装と欺瞞(ぎまん)がはじまる」
格好よくやろうとすればするほど、うわべをかざり、心の中の叫びや、本当の気持が出てこない。
きれいごとは、取り繕(つくろ)うことであり、心にウソをつくこと。
分別くさい人は、「何かをしでかす」ことはない。
ゆえに、あっという驚きや、大きな感動もない。
あいつなら、何かやってくれそうだ、と期待される人…
「何かをしでかす」くらいの、熱い情熱を持った人でありたい。 |
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