2012.6.20 |
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要(かなめ)の人間を大切に
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西田文郎氏の心に響く言葉より…
私は若い頃、人生の師に、成功するための人との付き合い方を教えられたことがある。
そのときに、いただいた言葉が「要(かなめ)の人間との付き合いを大切にしろ」というものだった。
人間関係の中には、要になる重要な人物が必ずいるものだ。
強運の持ち主になりたければ、まずその要の人間を大切にしなければならない。
たとえば、扇子の中心には要がある。
この要がはずれると扇子はバラバラになる。
人間関係もこれと同じなのだ。
愚かな人間は、この重要性をわかっていない。
要を大切にせずに、新しいもの、派手なもの、目立つものを好んでしまう。
そういう表面的な人間関係を続けていると、その人にせっかく成功する素質があっても、
いずれ必ず人間関係でつまずいてしまうものだ。
私は若い頃から師の教えを忠実に守り、要の人物を大切にしてきた。
今、自分の人生を振り返ってみても、師の教えは正しかったと断言できる。
あらためて師の言葉を贈ろう、要の人間を見極めてその人とじっくり付き合うんだ。
『究極の成功思考』インデックス・コミュニケーションズ
小才は、縁に出合って縁に気づかず
中才は、縁に気づいて縁を生かさず
大才は、袖すり合った縁をも生かす
これは、徳川将軍家の剣の指南役、「柳生家」の有名な家訓だ。
まさに、愚かな人間は、この縁の重要性に気づかない。
だが、多くの成功者たちは、若い頃からお世話になった、恩人や師のことを忘れない。
それは…
中学の先生だったり、高校や大学の監督だったり、職場での先輩や社長、
そして、ふとしたきっかけで出会った人生の師匠のことだ。
縁を大切にする人は、何年経っても、自宅まで挨拶に行ったり、
折にふれ何かを贈ったりするような気遣いをする。
縁に気づき、袖すりあうご縁を大切にする人でありたい。 |
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