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2012.6.15

ホンネとタテマエ

心理学の榎本博明氏の心に響く言葉より…

「すみません」という言葉には、単なる謝罪という以上の深い意味が込められている。

そのひとつが、相手に対する「思いやり」だ。

自分が一方的に悪い訳じゃないと思っても、とりあえず「すみません」という言葉を添えることで、
「場」の雰囲気を良好に保つことができる。
その場合、ホンネで悪いと思っているかどうかが重要なのではない。

タテマエであれ、「すみません」と言うことに重要な意味があるのだ。
「すみません」と口にする人物に対して、
それ以上責め立てるのは無粋だといった感覚が日本の中では広く共有されている。

「すみません」と言われることで、抗議や怒りの気持も和らぐ。

このような二重構造を認めない欧米社会では、みんながホンネと信じるものを
ストレートにぶつけるために、非常にギスギスして争いごとが絶えないといった感がある。

欧米人の正論の主張と、それに基づく断固たる行動。
言うことは立派なのだが、どうにも利己的な匂いが漂う。

欧米人こそが、じつはタテマエ主義なのではないのかと思えてならない。
この種のタテマエ主義は、自身の中に潜むホンネの存在を認めず、
相手の気持ちや体面を思いやることもないため、非常に攻撃的になりやすい。

本来、日本流のタテマエには、他人の気持や立場を配慮することで、
利己的なホンネをコントロールする役割があるのではないだろうか。

日本人の国際感覚の欠如を指摘する議論が目立つが、逆に日本流を国際的にアピールし、
理解を求めていくことも必要だろう。
自分たちの文化の仕組みについて発信を行なっていくことも大切である。

意見をはっきり言わないのが相手の視点を「察し」てしまうからだとすれば、
その共感性は寛容につながる。

日本的なホンネとタテマエの二重構造が争いごとにブレーキを掛けているのだとすれば、
それは国際的な対立の融和に役立てられるかもしれない。

『「すみません」の国』日経プレミアシリーズ


日本の悪いところは、「すぐに謝ること」、と言われることは多い。

昨今はそれとは逆に、交通事故など起こしたときでも、
すぐに謝ったら不利になるから謝らない方がいい、などと言うこともある。
謝るとその責任を認めたことになるから、という欧米流の考えからだ。

しかし、日本のクレームでは、「謝り方が悪い」、「本当に謝っていない」等、
苦情内容そのものより、謝り方を問題にするのも事実だ。

「すみません」と謝ることは、謝罪というより、思いやりの気持を示すことであり、
誠意を見せることでもあるからだ。

日本は、タテマエ社会だと言われる。

ホンネをなかなか出さないからだが、
自分のホンネをすべてさらけ出していったら、争いごとはたえなくなる。
社会もギスギスして、アメリカのような訴訟社会となる。

相手の気持ちを察し、すぐに謝ることの必要性は、争いが多い今の時代にはとても必要なこと。
もっと世界に向けて、このタテマエとホンネの大事さを広めていく必要があるのかもしれない。

相手の気持ちを察することができる、おおらかな人でありたい。



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