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2012.5.15

朝顔の花が咲くには

藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…

ある文芸評論家が、こう言っている。
「日陰がなく、日向(ひなた)だけの男は暴力である」

病気を知らず、逆境に悩んだこともなく、挫折(ざせつ)に苦しんだこともない。
人生の陰影(いんえい)に乏しく、ただ明るいだけの男は、存在そのものが堪(た)え難い、というのである。

作家の五木寛之さんから聞いた話がある。
朝顔の花は朝の光を受けて咲くのだと思われていた。

しかし、ある植物学者が朝顔のつぼみに24時間、光を当てていても、花は咲かなかった。
朝顔の花が咲くには、朝の光に当る前に、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠なのだという。

元京大総長の平澤興(ひらさわこう)氏はこう言っている。

「知識ではなく、その人全体から滲(にじ)み出る味わいでその人物がわかる。
また、そういう人にならなければなりません。

『ポケット名言集』致知出版社


体も頑強で、お金の苦労もなく、勉強も出来る、という何不自由なく育った人には、
他人の痛みや悲しみがわからない人が多い。

「名選手は名監督にあらず」という言葉がある。
一流の選手だった人は、自分ができるために、できない選手の気持がわからない、というものだ。

なんとも言えない味のある人、惹(ひ)かれる人とは…
役職や、社会的地位、お金など、すべてを失ってもなお会いたくなるような魅力のある人。

「朝顔の花が咲くには、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠」
人生の陰影を知る、深くて重みのある人でありたい。



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