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2012.5.7

深々と頭を下げる

井上新甫氏の心に響く言葉より…

震災後、私が大変感銘を受けたのは、両陛下が被災地を訪ねられた時、
最初に海に向かって深々と頭を下げられた。
それから今度は山に向かってまた深々と頭を下げられました。

なぜ、そうされたのか。
私たちはよくよく考えなくてはならないと思います。
人間と自然との共存共栄を願われる両陛下のお姿です。

いま世界中でエンペラーと呼ばれる方は天皇陛下ただお一人です。
それに次ぐのがキング、あるいはクイーン、すなわち国王であり女王。

その次が首相というランクです。
これが国際的評価です。

数年前、アメリカのオバマ大統領が来日され、陛下を前に45度以上、深々と頭を下げられました。
あれを見たアメリカのメディアの中には「オバマは卑屈だ」と報じたところもあったと聞きますが、
陛下には大きな仁徳による気高さがあるからでしょう。
これは理屈ではない。

陛下は神代の神々と歴代天皇の命(みこと)を背負われていらっしゃるお方です。
その歴史のゆえんを知れば、はっきりとしてまいります。

とにかくこれまでの歴史を省みれば、日本人は無数の災害を経験し、これを逞(たくま)しく乗り越えてきました。
世界の地震の2割は実に日本で発生しています。

地震山脈の上に我が国は乗っかっているといえます。
そうした厳しい地勢上にありながら、いやあるからこそ、むしろ自然を怨(うら)まず受け容れていく。
ヨーロッパ文明のように、自然と対決しようなどとは考えない。

本居宣長(もとおりのりなが)の和歌に
「しきしまの 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花」
というのがありますが、桜花の命を惜しむのか、あるいははかないものと諦観(ていかん)するのか。

決してそうではなく、来年になればまた花は咲く、つまり再生するというのが神ながらの精神です。

“日本精神を甦らせる道”より
『月刊致知 2012年6月号』(井上新甫&土屋秀宇)致知出版社


天皇陛下は毎年1月1日(元旦)の朝4時に、四方の神々に向かって国の安泰や豊作を
祈って礼拝されるが、これを「四方拝(しほうはい)」と言う。
この四方拝は宮中の祭祀(さいし)の中でも、もっとも尊い祭祀の一つだそうだ。

その四方拝で、天皇陛下は「国民に降りかかる害悪がわが身を通して浄化されますように」
という趣旨の祝詞を奏上されると言われている。
2700年、連綿として続く皇室祭祀だ。

明治天皇はこう詠まれた。
 「敷島の 大和心の 雄雄しさは ことある時そ 現われにける」

日本人にとっての雄々(おお)しさは、自然と対峙(たいじ)することではなく、
どんなに悲惨な状況に陥っても、嘆(なげ)かずに、幾たびでも再生してみせること。

今年散った桜花も、来年になれば、またきれいな花を咲かせる。

太陽や天地自然に対し、畏敬の念をもって深々と頭をさげる…
そんな、気持ちで日々をすごしたい。



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