2012.5.6 |
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強く必要とされる人
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ラッセル・コンウェル氏の心に響く言葉より…
ボストンに住む商人で、1500万ドルの財産を築いた男がいます。
彼はもともと、町はずれで小さな店をやっていました。
民家はまばらでしたが、ほかにも一応いくつかの店はありました。
しかし、彼の店だけが大人気になりました。
彼が問屋を始めるために引っ越そうとしたときには、どうか行かないでくれと住民たちに頼まれたほどです。
それくらい人々の生活に欠かせない店となっていたのです。
彼はいつも、人々の声に耳を傾けていました。
人々が何をほしがっているのかを念入りに調べ、それらを仕入れて売っていました。
彼はとても誠実でした。
だから、人々は彼にお金を払ったのです。
「あなたが人々の役に立った分だけ、人々はあなたにお金を支払うのです。
あなたがお金持ちになれないのは、運が悪いからではありません。
あなたが人々に求められていないからです」
どうか世の中から必要とされるような人間になってください。
そうすれば、世の中はあなたに見合うだけのお金を喜んで与えてくれるはずです。
まわりをよく見て、人々のニーズを把握してください。
そして人々が必要とするところに、自分の力やお金をつぎこんでください。
そうすれば、成功することは間違いありません。
『あなたの宝はどこにある?』ディスカヴァー
お客さまに強く必要とされる、なくてはならない店だったら、
それが町はずれにあろうが、目立たない場所にあろうが、お客様はどこからでも探してやってくる。
魅力のない店ほど、宣伝をしたり、いい立地にこだわる。
もちろん、それがすべて悪いわけではないが、宣伝が上手で、立地がよければよいほど、
商売の本質的な努力がおろそかになる。
宣伝や立地にたよってしまうからだ。
商売において、一番必要なのことは、お客様の望むものを提供すること。
お客様の役に立っているからこそ、人から必要とされる店となる。
これは、人でも店でも同じだ。
まわりから強く必要とされる人でありたい。 |
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