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2012.4.30

ポジティブな姿勢

バスケットボールの名監督、リック・ピティーノ氏の心に響く言葉より…

私は監督として駆け出しのころ、間違いを犯しながら学びました。
僅差で負けていて残り時間がわずかになるとタイムアウトをとって選手を集め、
「いいか、よく聞け。この試合は絶対に落とせない。もし落としたら、明日の練習でしごくから覚悟しろ」
と脅かしてプレッシャーをかけていたのです。

結果はどうだったでしょうか?
選手たちは緊張してミスを連発し、試合に負け、全員がおたがいを責めていました。

振り返ってみると、私はネガティブな姿勢で選手たちに接し、彼らが失敗するように仕向けていたのです。
当時、接戦の多くを落としていたのも不思議ではありません。

しかし、今は違います。
ポジティブな姿勢を貫き、「安心しろ。こういう状況に備えて練習してきたのだから、
練習の成果を発揮すれば必ずうまくいく」と選手たちに言い聞かせて自信を持つように指導し、
成果をあげています。

ネガティブになる要因はいくらでもあります。
私たちは子どものころから、親や教師、友人、知人から人生の暗い面を見るように言われてきました。

さらに、テレビやラジオ、新聞の報道が
「社会が悪い、制度が悪い、政治が悪い。人生がうまくいかないのも当然だ」
というネガティブなメッセージを発しています。

現代人はその影響を受けて悲観的な人生観に陥りやすく、それを失敗の口実にしがちです。
しかし、私たちはポジティブな姿勢を維持するよう自分を日頃から律しなければなりません。

『成功をめざす人に知っておいてほしいこと』ディスカヴァー・トゥエンティワン


世の中のニュースは、悲観的なものがほとんどだ。
なぜなら、悲観的なニュースの方が、稀(まれ)だから取り上げられる。

ニュースバリューがあるのは、滅多にないこと、新奇性あること、目立つこと、特に変わったこと、
等々の特殊性があるものに限られる。

反対に、普遍性があるもの、つまり、日常どこにでもあるようなこと、当たり前のこと、
普通に起きていることなどは、ニュースにはならない。

つまり、世の中は、悲観的なもので満ち溢れているのではなく、
その反対の楽観的なことでほとんどが占められているということだ。

しかし、新聞やニュースで、これでもか、これでもかと暗いニュースを流されているので、
我々は、暗い面を見る訓練を毎日していることになってしまう。

どんな現象にもポジィティブな面と、ネガティブな面がある。
それをどう捉えるかが、人生を明るく楽しく生きるか、暗く悲観的に生きるかの境目となる。

怒ったり、脅かしたりしてプレッシャーをかける、というネガティブなアプローチでは、
人は、やる気も、元気も出てこない。

「大丈夫!」「安心して!」「最高です!」という、ポジティブな姿勢で、人を勇気づけたい。



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