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2012.4.25

失ったものは財産だけではないか

鈴田孝史氏の心に響く言葉より…

インスタントラーメンメーカーの日清食品の創業者、安藤百福は
46歳の時に理事長をしていた信用組合が破産し無一文となりました。

安藤は、事業の失敗の整理をすると自宅に引きこもり、こう考えたといいます。

「しばらくすると私はむしろ、さばさばした気分になっていった。
失ったものは財産だけではないか。
そのぶんだけ、経験が血や肉となって身についている
…そう考えると、勇気がわいてきた」

その後、安藤は自宅の庭に掘っ立て小屋の研究室を創ると、日夜インスタントラーメンの開発に没頭しました。
試行錯誤を重ねるうちに、仁子夫人がてんぷらを揚げているのを偶然見て、
油でめんを揚げる「瞬間油熱乾燥法」を思いつきます。

そして「チキンラーメン」を完成させたのです。
それまでの安藤を知る人たちは、安藤がラーメンを作っていると聞いて哀れんだといいます。

その後、安藤は、こう言っています。

「事業と財産を失い、裸一貫、絶対の窮地から出発したからこそ、
並でない潜在能力を発揮できたのではなかろうか」

「発明、開発、事業は、時代を読む作業である。
どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ、人の役に立つことはできない」


「瞬間的なヒラメキも重要である。
一つの観察が発見、発想を生むこともあるだろう。
しかし、その背後には、必ずそれを支える生活、人生が沈潜(ちんせん)している」

『安藤百福のゼロからの「成功法則」』かんき出版


斎藤一人さんはこう言っている。
『よく「お金がないから商売に失敗した」というけど、それは間違い。
事業が失敗したのは、お金がないからではなく、知恵がないから』

逆に言うと、事業に失敗して無一文になったからと言って、再起できないわけではないということだ。
商売において、お金は大事な要素ではあるけれど、なければないなりに、知恵を出すことで解決できる。

「打つ手は無限」だからだ。

絶対絶命の窮地に追い込まれたとき、人は普段は考えられないような力を発揮する。
「火事場のバカ力」という開き直りの蛮勇だ。

倒産したとしても、失ったのは財産だけ。
決してあきらめない人に、天からヒントが降りてくる。



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