2012.3.28 |
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もう一つの「ウサギとカメ」の物語
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斉藤一人さんの心に響く言葉より…
『ウサギとカメ』っていう物語がありますよね。
みんなは「カメが勝った」という。
でも、一人さんにいわせると、カメは負けなんです。
試合中にウサギが寝てくれたから、カメは勝った。
って、みんなはいうんだけど。
でも、競技中に寝てる選手、あなた、見たことありますか?
そんなもん、いるわけないだろう、って(笑)。
カメは泳ぎが得意なんだから、ウサギと勝負するんだったら、水泳に持ち込まなきゃダメなんだよ。
それを、ウサギに「陸で、かけっこしよう」って。
なにを血迷ったか、足の遅いカメが自分から足の超早いウサギに「かけっこしよう」って持ち込んだ時点で、
カメの負け。
かけっこが早いウサギと勝負したら、カメが勝つわけがない。
現実にそうでしょ。
競技中に寝かしちゃうようなヤツもいないんだよ。
苦手な競技で勝負するヤツもいない。
だから、中学出や高校出の人が、大学出ばっかりのところで働いたって、出世が難しいのが当たり前。
「中学出だからダメだ」とか、これこれができないから「自分はダメだ」とか、思っちゃいけない。
この世は、思ったことが現実になるの。
だから、自分に都合の悪いこと、思っちゃいけないよ。
『斉藤一人 愛される人生』KKロングセラーズ
自分の不得意な分野で勝負したら、負けるのは当たり前。
もし、真剣勝負なら、瞬間に斬られている。
それでも、戦うというなら、それを「匹夫(ひっぷ)の勇(ゆう)」という。
思慮分別に欠け、ただ血気にはやるつまらない勇気のことだ。
なにも、戦いだけでなく、人生も同じだが、真正面からぶつかるだけがいいのではない。
戦いや競争そのものを、無意味にしてしまう方法もあるからだ。
それが、「競争がない分野で戦う」、「自分の得意技が生かせる分野で戦う」ということ。
自分の得意技を生かし、争いのない分野で生きていきたい。 |
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