2012.3.9 |
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人を笑顔にできるものはないか?
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カリスマバイヤー、藤巻幸大氏の心に響く言葉より…
よく人から「元気ですね」とか、「どうしてそんなにいつも元気なんですか?」と聞かれる。
僕はとくに自分が人一倍元気がいいとは思っていない。
ただ、いつも上機嫌でいたいと思っているし、周りを楽しくさせたいとは思っている。
上機嫌になるのは難しいことではない。
気に入った服を着て、気に入った場所で、大好きな食べ物や飲み物、
そして大好きな人たちに囲まれていたら、不機嫌になれといういうほうが無理だ。
僕が元気に見えるとしたら、きっといつも自分をそういう状況に置こうとしているからだと思う。
そしてそのためには日頃からいいものを選ぶ習慣が大事なのだ。
実は僕は、よく100円ショップに行く。
人を楽しませるという意味で、とても役に立つからだ。
その中で僕が決まって買うのが手品グッズ。
オフィスの人たちや商談や取材で訪れた人たちに見せて楽しんでもらう。
それで雰囲気が和やかになったり、話が弾んで仕事がうまくいったりするのだから、
100円以上の価値があるというものだ。
手品の他にも、人に見せたら思わず笑ってしまうような変な商品を探す。
そうした宴会グッズやパーティグッズのようなものが結構売られているので、
それらも人とのコミュニケーションのネタになる。
僕は人が楽しそうにしているのを見るのが好きだ。
人がワイワイ楽しそうにしている空間が好きだから、
何とか自分のいる空間はそんな上機嫌で楽しい空間にしたいと考える。
そのため100円ショップにかぎらず、
街に出ると変なものを売ってそうなお店やコーナーを気が付くと探しまわっている。
これはいわばネタ探し。
面白そうなものを目にすると、ついワクワクして購入してしまう。
そんなグッズを使って皆を笑顔にすることで、自分も周りも元気になっていく。
元気な人には人が自然に集まる。
「人を笑顔にできるものはないか?」という視点で買い物をしてみよう。
きっと、今まで気付かなかった商品に出合えるはずだ。
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周りが笑顔になれば、自分も笑顔になって、元気が出てくる。
人を笑わせることは、楽しみの中でも極上の楽しみだ。
自分には、ユーモアのセンスがないから、人を笑わせるのはハードルが高いという人がいる。
しかし、話術がなくとも、手品や、面白グッズがあれば、人を大笑いさせることもできる。
大事なことは、「人を笑顔にしたい」という意識を常に持っているかどうかだ。
周りを楽しくさせれば、自分も上機嫌でいられる。 |
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