2012.2.20 |
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いい人に出会うコツ
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萩本欽一氏の心に響く言葉より…
60年以上生きてきて、辛いこともあった気がするけど、幸せだったり楽しかったことが、
いやなことを全部覆いかぶしちゃった気がする。
これは単にラッキーだったのか、自分がうまく裁いてきたのか、定かではないのね。
でも、少なくとも、自分で切り開いてきた感じはしない。
人生の岐路に立つと、必ずいい人が現れてくれたの。
いい人に出会えば、楽しい人生が送れるんだよね。
だけど、いい人って、探そうと思ってもなかなか見つからない。
じゃあ、どうすれば出会えるのか。
ちょっとだけ自慢すると、そのコツがかすかに見えてきた気がしてるの。
たとえば、昔からいわれてきたいい言葉を守っていく。
「義理」とか「人情」とか、「正直」だとかね。
今はみんな、新しい言葉を求めてるでしょ。
だけど僕は、大事な言葉って、昔から身の周りに落ちているような言葉だと思う。
正直に人生送っていると、向こうから正直な人がやってくる。
ずるいことしたり、ガツガツしないで生きていれば、同じような人が近寄ってくるってことだよね。
『欽言力』日本文芸社
伝記を読むと、過去の偉人たちが指針とした素晴らしい言葉が残っている。
それは、一見古めかしいが、ひとつひとつはいつまでも通用する珠玉(しゅぎょく)の言葉だ。
「勤勉」
「親切」
「謙虚」
「親孝行」
「卑(いや)しくなるな」
「礼節を守る」
「志(こころざし)を持つ」
「恩を忘れない」
「人に迷惑をかけない」
「約束を守る」
「威張(いば)らない」
いい言葉を大切にすれば、いい人が現れる。 |
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