2012.1.14 |
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本はオレの大学なんだよ |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
お姉ちゃん、本はオレの大学なんだよ。
本ってね、その人が持っている最高の知識で、真剣に書くんだよ。
だから、その人の最高の知識がつまったものを、自分の好きなペースで学べるんだ。
こんなにいいものはないよ。
オレは、三国志の武将や、松下幸之助さんに会うことはできないけれど、
本屋に行けば、その人たちに会えるんだよ。
もしオレが松下幸之助さんに会いに行って、ご本人が会ってくれたとしても、
オレのために半日空けてくれるってことは絶対にないんだよ。
オレのために本一冊分の知識や経験を、説明してくれることもないんだよ。
でも、その人の本には、それがすべて書いてある。
その人が、命をかけて伝えたかったことが、本にはつまっているんだよ。
だから本って、最高なんだよ。
『斎藤一人 こんな簡単なことで最高の幸せがやってくる』(一人さんのお姉さん著)KKロングセラーズ
一人さんのお姉さんは、こう話す。
「一人さんは、小さいときから、いつも本を読んでいました。
その読書量はすごいもので、小学生の時から、中国古典の『三国志』や、
『孫子』『論語』『老子』『荘子』を読み、また、松下幸之助さんや本田宗一郎さんなど、
成功した経営者の本を読んでいました」
そして、
「仕事の上で、何か困ったことや、知りたいことが出てくると、すぐに本屋に行き、
それに関連する本を10冊ほど買ってきて読むそうです。
そうすると、本を読みすすめていくうちに、
そのことを解決に導く『共通点(一人さんいわく「方程式」)』が見えてくるのだとか。
また、本で得た知識を、わかりやすく噛み砕いて、周りの人に楽しく教えてくれるのも一人さんです」
(以上、「こんな簡単なことで最高の幸せがやってくる」より)
むずかしいことをやさしく話すには、多くの勉強量が必要となる。
ただ簡単に話すなら、誰でもできるが、深いところまで本質をつかんでいなければいけないからだ。
そして、むずかしいことをやさしく話すには、例え話が上手でなければならない。
例え話は、本をたくさん読むと上手にできるようになる。
釈迦は、むずかしい真理をやさしく説く名人であった。
だからこそ、一般の民衆にもその教えが伝わった。
どんなに正しい教えであっても、それが伝わらなければ、ないのと一緒だ。
むずかしいことを、やさしい言葉で話せる人でありたい。 |
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