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2012.1.8

困難を乗り越えたときに

医学博士の池川明氏の心に響く言葉より…

胎内に記憶を持つ子どもたちの本をたくさん書いてます。
そのきっかけは、医学書ではなく、一般の人が読む本に、
胎内記憶を持つ子どものことがたくさん書いてあるのに、我々医者が知らないなんて、と驚いたことです。
でも、その頃はまだ信じているわけではないので、面白いなと思っていたくらいです。

それから、クリニックのスタッフに、「お腹にいる赤ちゃんって、記憶あるみたいだよ」と話をしたんです。
そうしたら「ありますよ」って当然のように言われて、驚くと思ったのに驚かないのです。
こちらがビックリして詳しく聞いたら、
「甥が『お腹にいたとき、暗くて、気持ちよくて寝ていた』って言ってます」と助産師さんに言われたんですね。
これは、結構身近にあるんだなと思いました。

その翌日から、妊婦検診に来る子ども連れのお母さんにこんな話があるんだけど、
お宅のお子さんはどうですかと端から聞き始めました。
すると、ありますという人が結構いたんです。
結局うちで嘱託を受けている助産院と、私のクリニックとで79名の方のアンケートをもらったのです。
その79名の内、ちょうど53%の子どもが、胎内記憶があるという結果になったんですよ。

その後、他のところで1800人にアンケートを出して、4割ほど返ってきましたが、
そこで見てもやはり32%の子どもに胎内記憶があると出たのです。
そのアンケートの項目の中に、自分から喋ったか、
大人が聞いたから答えたかという項目を入れたら、自分から喋った子って100人に1人なんですよ。
聞いたら答えた子が残りの31%ぐらいです。

100人に1人がおかしなことを言っていたとしても、それはみんな話を聞かないよなと思ったんですね。
だから目の前に本当はあるけど気が付かなかったっていうのは、そういうことかなと思いました。

ほんとうは、産科医に知って欲しかったのですが、頭が固い人がなかなか多くて抵抗が大きいですよね。
それなら生むお母さんが変わればいいかなと思って、お母さん方に向けて話を始めたら結構受けて、
出産、育児が良くなるんですよね。
胎内記憶を知ることによって、たとえば、お母さんと子どもの関係が良くなる。
虐待や育児放棄なども減るのです。
これは実学だなと思いました。

流産する人の赤ちゃんをリーディングして、
今まで「生まれたかったのに」って恨んでいる赤ちゃんは1人もいないんですよ。
みんなありがとうと言うんです。
流産のお母さんを選んで来るんだって赤ちゃんがそう言うのですね。
わざわざそのタイミングで来たというのもわかってきたし、障がいを持つのも自分で選んで来ると言うのです。

わざわざそんなに辛い経験をするのをわかって来る子はいないよなって思ったけれど、
子どもに聞いたらやっぱり選んで生まれて来るって言うのです。
なぜそんな大変な道を選んで生まれて来るのかといろいろ考えたら、子どもたちの話を合わせて
いくと、空の上の穏やかなところから穏やかなところへ生まれてきてもしょうがないでしょ、というのです。
確かに平和なところから、平和なところに生まれて来たって、学ぶものはないですよね。

自分の魂のレベルに合わせたちょうどいいところへ来ると考えたら、
虐待する親のところへ生まれて来る魂って、相当レベルが高いのではないかなと思います。

高い山に登る人は、毎日死と隣り合わせで、非常に危険な中で登山をして、
帰って来たときにまた登りたくなるじゃないですか。
私たちがこの世に生まれて来るのは、それと同じですよね。
困難が来るたびに、死んじゃうかもしれないとか言うけれど、
乗り越えたときに、やっぱり何か得るものがあるんです。

『にんげんクラブ会報誌』2012年1月号・株式会社船井本社


生まれ変わりの話は、今では多くの人が言うようになったが、現役の医者がそれを語るのは珍しい。
これは、経営者も、評論家や著名人も同じで、その人の発言に影響力があればあるほど、
そういう話はしたがらない。

産婦人科医である池川先生によると、最近は胎内記憶を喋る子が増えてきたという。
そして、これだけ多くの子が喋るようになったのは何か意味があると語る。

実業の世界では、あまり目に見えない世界の話をすると、胡散臭(うさんくさ)がられる。
あまりにその世界の話にのめり込みすぎるのも問題だが、
地球規模で大変化しているこの時代には、少しそちらに目を向けることも必要なのかもしれない。

実際に、「道徳」とか「倫理」、「生き方」等の100の説法を聞くより、
「生まれ変わりの原理」を1つ理解するだけで人は大きく変わる。

今、直面する困難も、嫌なことも、それを自らが選んでこの世に生まれた、
と得心することで、人や周囲のせいにする人は大きく減るはずだ。

全てが必然であり、そこに意味がある。
困難を乗り越えたとき、何か大きく得るものがある。



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