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2011.12.30

限界を感じてしまったら

平山郁夫氏の心に響く言葉より…

画家になろうと思って東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学した私ですが、
3年生のとき、本当に心底、絵を描くことをあきらめて学校を辞めようと思いつめた時期がありました。

それは、どうにも自分が描く絵に自信が持てず、自分の才能に限界を感じてしまったのです。
思い余って、ある先生に相談をしに行きました。
谷信一先生という日本美術史を教えてくださる先生です。

谷先生は、
「あなたは、今より絵が下手になると思いますか」
と聞かれる。
私は、
「これ以上、下手になることはないでしょうが、どのように描けばいいのか、わからないのです」
とありのままに答えました。

私にとっては、先生が言われるように、絵の上手い下手が問題なのではなく、
何をどのように描けばいいのか、自分がこれからずっと絵を描き続けていけるのか、が大問題だったからです。

そんな私の顔を見て、先生は穏やかに続けました。
「誰でも自分の絵がイヤになるときはあるものです。
あなたの場合はそれが人より早く来たと思って続けたらどうですか。
今より下手になることはないのだから、少し、のんびりとかまえてごらんなさい」

私は谷先生のこの言葉に救われました。
肩の荷が下りたような気がしたのです。
もし、ここでこの言葉に出会えなければ、絵筆を捨てていたかもしれません。

先生の言葉に救われた私ですが、では何をすればいいのか、と教えてもらったわけではありません。
そこで私は、とにかくデッサンをすることに精を出しました。
まず、「本当の基礎の力」をつけなければ話にならないと考えたのです。

『ぶれない』三笠書房


人の一生は誰でも、「山があれば谷がある」というように、いいときもあれば悪いときもある。
一本調子でいく人など一人もいない。

限界を感じた時や、スランプの時には、やたらと動かず、自分の基本の実力をコツコツと高めることが重要だ。
そんなとき、無理に新しいことに挑戦したり、投資するとかえって運に見放される。

精神的に「もう、最悪だ」と、落ち込んでしまったとき、
「今よりひどい状況になることがあるだろうか」と自らに問いかけることは重要だ。
もし、それがどん底だとしたら、次は浮き上がるだけ。

それを、「落ち着く」と言う。
どん底まで落ちたら、底に着くからだ。

困ったときには、ジタバタせず、まず基本の実力を高める努力をしてみたい。



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