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2011.12.28

マシュマロテスト

「心のチキンスープ」のジャック・キャンフィールド&ケント・ヒーリー氏の心に響く言葉より…

スタンフォード大学のウォルター・ミシェル博士は、長期にわたる精細な研究を指揮しました。
それは「マシュマロテスト」という名で知られています。

研究者が数人の4歳児の前にマシュマロを置いて、「今すぐに1個のマシュマロを食べてもいいが、
15分待てば2個のマシュマロを食べさせてあげる」と言いました。

すると全体の3分の2の子どもは目の前にある1個のマシュマロを食べましたが、
残りの子どもは辛抱強く15分待ち、2個のマシュマロを食べたのです。

10年以上経って、ミシェル博士は同じ子どもたちの成功と幸せ度合いを調査したところ、
明確な違いを発見しました。
辛抱強く待った子供たちは高校で比較的上位の成績をおさめていたのです。
自信にあふれ、満足度も高く、社会的な能力も高いうえに、問題解決能力も高く、
試練を乗り越えて目標をやり遂げることもわかりました。
彼らの共通点は、大きな目標を達成するために衝動を抑え、欲求の充足を遅らせる能力を持っていたことです。

それに対し、マシュマロに飛びついた子どもたちはどうなったでしょうか。
興味深いことに、強情で、他の人の影響を受けやすく、決断力が乏しく、自尊心が低く、
すぐに不満を抱いてやる気をなくしやすいことがわかったのです。
大きくなってからも衝動を抑えることができず、欲求の充足を遅らせるのが苦手でした。
言い換えれば、より大きな褒美のためにじっくり努力するよりも、
今すぐに小さな褒美を得ようとする傾向があるということです。

残念ながら、「今すぐに欲しい」というメンタリティは、多くの人を挫折に導いています。
「今すぐに欲しい」という衝動を抑え、
将来的に最大の恩恵を得るのに必要な代償を進んで払おうとする人はごくわずかしかいません。
しかし、それができれば、長期的な成功と幸せを手に入れる可能性は飛躍的に高まります。

『あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言』ディスカヴァー


最近の子どもは我慢ができないといわれる。
これは、子どもばかりでなく、いい年をした大人もそうだ。

我慢ができないと、「今すぐに欲しい」、「すぐにカッとして怒り出す」、「キレる」、
「待てなくてイライラする」、等の感情が出やすい。

かつての日本人の商人には、「丁稚奉公」と言って何年もの間、どんな理不尽な仕打ちを受けても、
それを我慢してやりぬいた者だけが独立できる制度があった。
武道でも、茶道、華道等、「道」と名のつく修行でも、一人前になるにはちょうど、
論語の素読のように、問答無用に、意味もわからず基礎を覚えることが必要とされた。

何かを得ようとするなら、何かを我慢しなければならない。
スポーツにしても、勉強にしても、お金にしても、成功するには、他の人が遊んでいる間に
努力するとか、欲しい物を我慢して貯金するとか、と言った自己抑制が必要だ。

もし自分に、我慢が足りないと感じたら…
「マシュマロテスト」を思い出し、もう一度、小さなことからコツコツと努力してみたい。



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