2011.12.13 |
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量のグループと質のグループ |
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ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より…
ある美術学校でのエピソードである。
陶芸の授業のとき、最初に教師はクラスを2つに分けた。
そして、アトリエの左半分の生徒には作品の量によって、
右半分の生徒には作品の質によって採点すると告げた。
採点の日が来て、興味深い事実が明らかになった。
優秀な作品は、すべて、“量グループ”から生まれたのだ。
量グループの生徒は、たくさんの作品をつくっていく過程でいくつも失敗し、
そこから学ぶことでいい作品を次々と生み出すことができた。
しかし、“質グループ”の生徒は、完璧な作品について理屈をこねるだけで手を動かさなかった
ために、成果として残ったのは、壮大な理論と作品になりそこねた粘土だけだったのだ。
あなたの目標が、ビジネス、スポーツ、芸術、人間関係など、どんな分野であろうと同じこと。
進歩する唯一の方法は、「トライ・アンド・エラー」をくり返すことだ。
そして、そこでの失敗を経験という財産に変えていくのだ。
『一勝九敗の成功法則』(斉藤孝訳)三笠書房・知的生き方文庫
P.F.ドラッカーは、次のように言っている。
「間違いや失敗をしたことのない者だけは信用してはならない。
そのような者は、無難なこと、安全なこと、つまらないことにしか手をつけない。
人は優れているほど多くの間違いをおかす。
優れているほど新しいことを行うからである」
“ドラッカー 365の金言”(ダイヤモンド社)
安全や無難なことを目指すなら、何もしないことだ。
何かにチャレンジすれば、何回かは必ず失敗する。
人間がやることで、100発100中の成功など、この世にありはしない。
失敗を恐れない勇者だけが、成功を手にすることができるのだ。
「倒れたら起き上がる」
何回失敗しようが、そこから起き上がり、あきらめずにチャレンジし続ける人に勝利の女神はほほ笑む。 |
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