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2011.11.28

まず何かを“やってみる”

松下幸之助氏の心に響く言葉より…

自動車王ヘンリー・フォードが言った言葉の一つに、
「いい技術者ほど“できない”という理論を知っている」というのがある。

それはどういうことかというと、フォードは次から次へと新しい考え方を生み出したのだが、
その方法を彼の工場で生かすため、技術者のところへ相談にいくと、

「それは社長ムリですよ、できません。理論上から考えてもムリです」
とかなんとか言う。
しかも、すぐれた技術の持ち主ほど、そうした傾向が強く、困ったものだと述懐(じゅっかい)している。

これについてふと思い浮かんでくる一つの言葉がある。
それは織田信長の話である。
話は、信長が今川義元の大軍と桶狭間で戦ったときのことである。

当時、信長はまだ25か6歳の青年であったが、老臣たちは40歳、50歳といった思慮分別があり、
人生経験の豊かな、いわゆる百戦錬磨の古強者(ふるつわもの)ぞろいであった。
したがって、彼らは当然、多くの戦いの経験や知識を持っていたのである。

その老臣たちは、今川勢の大軍が怒涛のごとくおしよせてくるのを知って、信長に篭城することをすすめた。
彼らはその経験から、城から出て戦うということは“できない”ということを知っていた。
ちょうど、フォードの話のすぐれた技術者と同じことである。

ところが、そのような経験をほとんど持たない信長は、ただ一人、
「俺は座して死を待つ、とういようなことはしない。
おまえたちがやらんと言うなら、俺は一人で行く」と言って、
老臣たちがひきとめる間もなく、アッという間に単身、馬に乗ってかけ出して行ってしまった。
「一人ででも戦争するつもりだ、これは一大事だ」とばかり、あわてて馬に乗って、家来たちは後を追う。

戦闘常識から言えば無茶苦茶である。
常識から言えば、老臣たちの意見が正しかったのであろう。
しかし、結果においては、信長が捨て身でぶつかっていったことが成功したのである。

今日、よく耳にする言葉に“インテリの弱さ”というのがある。
これは、インテリにはなまじっかな知識があるために、それにおぼれてしまい、
それは“できない”とか、それはどう考えても“ムリ”だ、と思い込んでしまって、
なかなか実行にうつさないという一面を言った言葉だとう思う。

しかし、“窮(きゅう)すれば通ず”という言葉もあるように、物事に行き詰った時、
そこでダメだと引き返さないで、今一度、自分の考え、
また自分をとらえている常識や既存の知識というようなものにとらわれず、素直にものごとを見直す時、
そこに思いもかけなかった新しい解決法が生まれてくるということがあるのではなかろうか。

われわれをとりまいている常識、知識というものは、想像以上に根強いものである。

“できない”と思っていたものが、コロンブスの卵のように、考え方を変えれば、いとも簡単にできることがある。
そこにまた、おおきな進歩発展があろうかと思うのである。

『その心意気やよし』PHP文庫


新しい提案や、アイデアを出したとき、相手がなまじの知識を持っている人であればあるほど、
否定されることが多い。
頭でこねくりまわし、“できない”という思い込みから出発するからだ。

しかし世の中のことは、実際に、「やってみなければわからない」ことだらけだ。
やっているうちに、ちょっとしたきっかけで変わることもあれば、そこから大きな成功のヒントを得ることもある。
物事に行き詰ったときには、“やってみる”という、何らかの具体的行動が必要。

「窮すれば通ず」

窮地に陥ったときには、座して死を待つより、まず何かを“やってみる”こと。



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