2011.11.24 |
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もっと想像力を使って |
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ナポレオン・ヒル氏の心に響く言葉より…
テネシー州のクラレンス・ソーンダースは、
当時まだ目新しかったセルフサービスのレストラン、カフェテリアに長い行列ができているのを見かけた。
彼は想像力を使って、セルフサービスというコンセプトを生鮮食品の業界に応用できないものかと考えた。
そこで、生鮮食品業者である雇用者にそのアイデアを説明したところ、にべもない返事が返ってきた。
「何を寝言を言っているんだね。
君は生鮮食品の袋詰めと配達で給料を貰っているんだぞ。
そんなことをしたら、君はどうなると思うのか。
バカなことを言ってないで、早く仕事をしたまえ」。
ソーンダースは仕事を辞め、その独創的なアイデアを実行に移した。
彼がオープンしたピグリー・ウィグリー・ストアという名の店は、数百万ドルの売上を記録した。
これが今日のスーパーマーケットの前身である。
ぐずぐずして、するべきことをすぐにしない人があまりにもよく使う言い訳は「時間がない」である。
これは、すべての言い訳の中で最も多くの失敗者を生み出す最低の言い訳である。
伸びる人、自分の地位を確立する人は、常に進取の気性に富み、
自分を前進させるために独創的な精神をいかんなく発揮し、率先して物事に取り組む。
『私たちは成功者に何を学ぶべきか』きこ書房
独創的なアイデアを誰かに話したとき、ほとんどの人から反対を受ける。
理由は、「いままでやったことがない」、「前例がない」、「そんな夢みたいなこと」。
人は、自分の経験上から考えるクセがある。
過去の成功体験や、過去の失敗体験だ。
現代は、過去の成功事例をそのまま踏襲しても、次は成功するとは限らない時代だ。
そこに独創性がなければ、誰も振り向かない。
人の夢を否定する人は、自分の夢を語る資格はない。
もっと想像力を豊かにし、独創的であり続ける努力をしていきたい。 |
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