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2011.11.16

「わかる人」ではなく、「楽しめる人」に

辻調理師専門学校の辻静雄氏の心に響く言葉より…

グールメは、フランス語の語源のとおり「食べものを楽しむ人」を指す言葉ですが、
昨今のブームは「味がわかる人」という意味で使われているでしょう。
「楽しむ人」と「わかる人」とは必ずしも一致しないんだ。

味を“楽しむ”ことは万人に開かれた主観的な楽しみです。
焼き芋ひとつでも、楽しんで食べたらグールメですよ。

それに対して味が“わかる”と言い切るには、ある種の客観性が要求される。
しかも、本当に味がわかる人なら、わかったと思った瞬間に、自分は果たして本当にわかっているの
だろうか、いや、そもそも味というものはわかることができるのだろうか、と懐疑的になるはずです。
そういう疑問を持たずに“わかった”と、自分の舌に安住してしまう人は偽者だろうね。

料理は音楽に似ていますね。
音楽に楽譜があるように、料理にはレシピがある。
けれども音楽が同じ楽譜で演奏しながら、演奏家の技術や感性によって音が変わるように、
料理も同じレシピで作っても、材料の鮮度や善し悪し、作り手の腕の程度、舌、感性によってまったく違ってくる。

食べる側の受け皿が大きくて、理解力や咀嚼(そしゃく)力があればあるほど、深い楽しみが得られるわけです。

『千年語録』小学館

昨今は、一般の人たちが、評論家のようになってしまい、楽しむことを忘れて、
批評したり、うんちくを傾ける人が多くなった。
料理に限らず、本でも、音楽でも、芸術でも、「わかること」よりも、「楽しむこと」の方が、本当は大事だ。

専門家になるならいざ知らず、我々素人は、楽しむために、食べたり飲んだりしているのに、
なぜか批評家になりたがる。

見巧者(みごうしゃ)という言葉がある。
芝居などをよく見慣れている、見ることが上手な人のことをいうが、見巧者は経験の数がものをいう。
場数が多くなればなるほど、理解力や咀嚼力が高まり、感じ方も深くなる。

だから、味がまずい、という前に、もしかしたら、自分の経験のなさを恥じなければならないのかもしれない。
以前教えてもらった名言、
「飲んだワインが、どんなブショネ(酸化している)でも、お酢になっていようとも、
よいところを探しほめることができるのが、真のワイン通」

「分かる人」ではなく、どんなことも、「楽しめる人」でありたい。



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