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2011.11.1

自分のための利は一番最後

北川八郎氏の心に響く言葉より…

上に立つ人間が一番に身に付けるべき覚悟は、「自分のための利は一番最後」に取るという点です。

ある人の例ですが、その方はある温泉旅館の旅館組合の組合長をした人です。
その方は頭が良く、ひらめきも多い、あらゆることを上手に利用するタイプだったのです。

旅館組合ではいろんな事業や、行事をします。
例えば温泉町案内のチラシとかを作ります。
そんな時彼は、つい、チラシの一番目立つ、いい場所に組合長である自分のお店を載せてしまう。

あるいは、町内全体で掃除をする時は、まず、自分の店からスタートさせるとか。
組合長になったら、あらゆることに関して自らその地位を利用して、
つい、自分が一番最初に利を取ってしまうのです。

その人は個人的にはとてもいい人柄なんですけどたちまち信用を失ってしまいました。
自分に、利を一番に取るからです。

上に立つ者としての覚悟がなったのでしょう。
公の上に立った者は、他の人に先に利を取らせて、自分は一番最後に利を取る心がないといけません。
そうすると、人から信用されて、いつかは、大きな利が必ず巡ってくるのです。

ただ名誉を求めて公職についた人は、それが解らず小さな利を拾って信用を失っていくのです。
あらゆる社会に共通して言えることは、偉くなったらどんな時でも一番最後に自分の利を取ることです。
小利こそ信という大利なのです。

『繁栄の法則』致知出版


会社もそうだが、PTAや、学校のクラブ活動、町内会など、組織のトップになったとき、
評判がガタ落ちになる人がいる。
上に立つ覚悟がない人だ。

トップが、お腹が減ったからとまっ先に食事をしたり、
疲れたからと誰より先に休憩をとったりする姿は、周りの皆から見られている。

「ノブレス・オブリージュ」という言葉は、「位高ければ徳高きを要す」という意味だが、
上に立つものには責任が伴う。

上になればなるほど、また、その公共性が強ければ強いほど、
自分の利は最後にしないと、人はついていかない。
「先義後利」の教えの通り、義を先にし、利は後まわしにすることだ。

「自分のための利は一番最後」
時にはたとえ、やせ我慢であろうと、欲や我を捨て、自分の身を律して、
まわりの人の利を先に考ることが必要だ。



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